昨年11-12月合併号を最後に、我が愛するTHE RING MAGAZINEはちょうど100年に渡り発行されてきた紙媒体での歴史を閉じました。
1990年頃までは書店で購入することもありましたが、高校や大学の図書館で閲覧していました。社会人になってからは定期購読、私の人生で最も長く読み続けていた雑誌でした。
毎月、ポストに届くリング誌は大袈裟でなく、人生の楽しいアクセントの一つでした。
もう、リング誌がポストに入っていない、私にとってそんな〝非日常〟が続いてもう5ヶ月になろうとしています。
マイナースポーツの紙媒体が生き残るなんて、極めて難しい時代です。
仕方がありません。
リング誌は米国ボクシング人気の低迷、販売不振から1989年の1年間も休刊を余儀なくされた経営難が慢性化している雑誌でした。
それ以前、1970年代後半にはランキング捏造スキャンダルを起こし、その信用は失墜。
2007年にはゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)のメディア部門の子会社に買収(救済)されますが、アル・ヘイモンやマッチルームんお〝黒船〟に押される形でGBPの経営状況も悪化。
2010年にYahoo!sportsと提携してデジタル版に乗り出すも、リング誌とのシナジー効果が上がらないことから、ヤフーは契約更新をせずにますます低迷。
2015年からはページ数が激減、月刊体制も崩壊、年9回発行の変則季刊誌になってしまいました。
2020年代になっても経営状態は悪くなるばかり。「なんとか100周年まで」という思いがあったのでしょう、2022年まで延命しましたが、ここでジ・エンド。


2023年からはデジタルマガジンとして再出発、1月号、2月号tごアップしてきましたが…。3月号はいまだにアップされないまま、4月になろうとしています。
米国ではマイナーなボクシングの中ではフロントランナーの一つであり続けてきましたが、ディズニー傘下のESPNには太刀打ちできるわけもなく、最近ではShowTime資本のボクシングシーンなど先行ネットメディアにも情報の早さ・質・量で対抗できていません。
没落が止まらないボクシングに、ESPNはすでに見切りをつけたのか、ここ数年で記事の質量はガタ落ち。
ESPNは10年ほど前までは目がファイトともなると詳細なデータを絡めたラウンド速報をサービスしてくれていましたが、今では人気階級の試合でも大きな特集は組まれず、軽量級に至っては井上尚弥の防衛戦が完全スルーされることもあり、もはや視界圏外。
リング誌にブランド力、権威があれば高く身売りも可能なのでしょうが、GBPが買えてしまう価値しかありません(今はその価値もないでしょう)。80年代に身売りが囁かれたときの商品価値ですら100万ドル(当時のレートでやく2億円)でしたから、債務ゼロだとしてもほとんど価値のないメディアになってしまいました。
ボクシング部門だけでもリング誌よりも遥かに高い取材能力を誇っていたThe Athleticがニューヨークタイムズに5億5000万ドル(715億円)で買収されたように、価値のあるスポーツメディアはしっかり評価されています。
紙媒体の廃刊は、リング誌の終わりの始まりで、デジタル版も近い将来消滅するかもしれません。
それでも、個人的には、今のボクシングシーンでもリング誌のチャンピオンシップはそれなりの存在感と価値を持っていると信じています。リング誌のチャンピオンシップが無くなると、有料でタイトルマッチとベルトを購入するアルファベット団体のチャンピオンだけになってしまいます。
アルファベット団体のタイトルマッチは、当たり前のことながらそれぞれの団体が自分たちの都合でランキングした選手によって争われます。
彼らの都合で構築された4団体17階級の倒錯の世界には、どんな未来が待ち構えているのでしょうか。
1990年頃までは書店で購入することもありましたが、高校や大学の図書館で閲覧していました。社会人になってからは定期購読、私の人生で最も長く読み続けていた雑誌でした。
毎月、ポストに届くリング誌は大袈裟でなく、人生の楽しいアクセントの一つでした。
もう、リング誌がポストに入っていない、私にとってそんな〝非日常〟が続いてもう5ヶ月になろうとしています。
マイナースポーツの紙媒体が生き残るなんて、極めて難しい時代です。
仕方がありません。
リング誌は米国ボクシング人気の低迷、販売不振から1989年の1年間も休刊を余儀なくされた経営難が慢性化している雑誌でした。
それ以前、1970年代後半にはランキング捏造スキャンダルを起こし、その信用は失墜。
2007年にはゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)のメディア部門の子会社に買収(救済)されますが、アル・ヘイモンやマッチルームんお〝黒船〟に押される形でGBPの経営状況も悪化。
2010年にYahoo!sportsと提携してデジタル版に乗り出すも、リング誌とのシナジー効果が上がらないことから、ヤフーは契約更新をせずにますます低迷。
2015年からはページ数が激減、月刊体制も崩壊、年9回発行の変則季刊誌になってしまいました。
2020年代になっても経営状態は悪くなるばかり。「なんとか100周年まで」という思いがあったのでしょう、2022年まで延命しましたが、ここでジ・エンド。


2023年からはデジタルマガジンとして再出発、1月号、2月号tごアップしてきましたが…。3月号はいまだにアップされないまま、4月になろうとしています。
米国ではマイナーなボクシングの中ではフロントランナーの一つであり続けてきましたが、ディズニー傘下のESPNには太刀打ちできるわけもなく、最近ではShowTime資本のボクシングシーンなど先行ネットメディアにも情報の早さ・質・量で対抗できていません。
没落が止まらないボクシングに、ESPNはすでに見切りをつけたのか、ここ数年で記事の質量はガタ落ち。
ESPNは10年ほど前までは目がファイトともなると詳細なデータを絡めたラウンド速報をサービスしてくれていましたが、今では人気階級の試合でも大きな特集は組まれず、軽量級に至っては井上尚弥の防衛戦が完全スルーされることもあり、もはや視界圏外。
リング誌にブランド力、権威があれば高く身売りも可能なのでしょうが、GBPが買えてしまう価値しかありません(今はその価値もないでしょう)。80年代に身売りが囁かれたときの商品価値ですら100万ドル(当時のレートでやく2億円)でしたから、債務ゼロだとしてもほとんど価値のないメディアになってしまいました。
ボクシング部門だけでもリング誌よりも遥かに高い取材能力を誇っていたThe Athleticがニューヨークタイムズに5億5000万ドル(715億円)で買収されたように、価値のあるスポーツメディアはしっかり評価されています。
紙媒体の廃刊は、リング誌の終わりの始まりで、デジタル版も近い将来消滅するかもしれません。
それでも、個人的には、今のボクシングシーンでもリング誌のチャンピオンシップはそれなりの存在感と価値を持っていると信じています。リング誌のチャンピオンシップが無くなると、有料でタイトルマッチとベルトを購入するアルファベット団体のチャンピオンだけになってしまいます。
アルファベット団体のタイトルマッチは、当たり前のことながらそれぞれの団体が自分たちの都合でランキングした選手によって争われます。
彼らの都合で構築された4団体17階級の倒錯の世界には、どんな未来が待ち構えているのでしょうか。

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