今年は、日本のボクシングマガジンが8月号で、米国のThe Ring Magazineが11-12月合併号で廃刊と、二つの雑誌を40年近く愛読してきた私にとって、悲しく寂しい年になってしまいました。
リング誌は米国ボクシング市場の衰退から1989年にも休刊に追い込まれましたが、1年後にスポンサーを獲得して復刊。しかし、ボクシング人気の凋落に歯止めがかからず経営難は慢性化、この10年でも月刊体制の崩壊など、いつ沈没してもおかしくない荒波に揺れる難破船でした
ボクマガ最期の表紙は、もちろん井上尚弥。スペクタクルな試合を見せ続けている井上が全盛期を迎えているというのに、実に皮肉な廃刊でした。
そして、そんな面白い試合を演出してくれる井上の試合は地上波から遠ざかり、日本のボクシング市場もこのまま米国と同じ運命を転がり落ちて行くように見えてしまいます。
リング誌のラストカバーは、ジャック・デンプシー。1922年創刊の頃に、ベーブ・ルースをしのぐ人気を博した国民的スーパースターです。
ボクマガと同じ思考でカバーを組むならカネロ・アルバレスであるはずですが、リング誌は「創刊号はデンプシーを表紙にすべきだった」という意図を説明しています。
現実の創刊号の表紙は、米国の興行師テックス・リカードと、英国のロンズデール卿。
山師と貴族なんてボクシングファンからすると、どうでもいいこと。どうしてデンプシーじゃなかったんだ、という忸怩たる思いはよく理解できます。
100年前の後悔を最後にカバーしたリング誌と、現役最高選手を表紙にしたボクマガ。日米、どちらのボクシング市場により未来の可能性が残されているかは明らかです。
そして、長年の愛読者の私は、日本で唯一の専門誌となったボクシング・ビートを定期購読しました。
これまで、ボクマガもビート(前身のワールド・ボクシングなども含めて)も定期購読したことは一度もありません。
その理由は、毎月どっちを買おうかと書店で悩む贅沢な時間が楽しめたからでしたが、もう悩む必要は無くなってしまいました。
そして、リング誌なきあと…私が読める英語の専門誌はボクシングニューズ(BN)誌だけ。
英国の週刊誌で、これまでも間歇的に定期購読していましたが、いつも継続しないのは週刊・年52冊発行だけに高額であること、英国のボクサーと米国の人気階級、つまり中重量級に記事が偏っていることがありました。
日英のボクシング市場は、米国ほど危機的状況ではありません。しかし、紙媒体の危機は絶対的。
BN誌もビートも、いつ廃刊になっても不思議ではありません。
そんなことを考えると、BN誌も久しぶりに定期購読しようかと思い立ちました。
リング誌は米国ボクシング市場の衰退から1989年にも休刊に追い込まれましたが、1年後にスポンサーを獲得して復刊。しかし、ボクシング人気の凋落に歯止めがかからず経営難は慢性化、この10年でも月刊体制の崩壊など、いつ沈没してもおかしくない荒波に揺れる難破船でした
ボクマガ最期の表紙は、もちろん井上尚弥。スペクタクルな試合を見せ続けている井上が全盛期を迎えているというのに、実に皮肉な廃刊でした。
そして、そんな面白い試合を演出してくれる井上の試合は地上波から遠ざかり、日本のボクシング市場もこのまま米国と同じ運命を転がり落ちて行くように見えてしまいます。
リング誌のラストカバーは、ジャック・デンプシー。1922年創刊の頃に、ベーブ・ルースをしのぐ人気を博した国民的スーパースターです。
ボクマガと同じ思考でカバーを組むならカネロ・アルバレスであるはずですが、リング誌は「創刊号はデンプシーを表紙にすべきだった」という意図を説明しています。
現実の創刊号の表紙は、米国の興行師テックス・リカードと、英国のロンズデール卿。
山師と貴族なんてボクシングファンからすると、どうでもいいこと。どうしてデンプシーじゃなかったんだ、という忸怩たる思いはよく理解できます。
100年前の後悔を最後にカバーしたリング誌と、現役最高選手を表紙にしたボクマガ。日米、どちらのボクシング市場により未来の可能性が残されているかは明らかです。
そして、長年の愛読者の私は、日本で唯一の専門誌となったボクシング・ビートを定期購読しました。
これまで、ボクマガもビート(前身のワールド・ボクシングなども含めて)も定期購読したことは一度もありません。
その理由は、毎月どっちを買おうかと書店で悩む贅沢な時間が楽しめたからでしたが、もう悩む必要は無くなってしまいました。
そして、リング誌なきあと…私が読める英語の専門誌はボクシングニューズ(BN)誌だけ。
英国の週刊誌で、これまでも間歇的に定期購読していましたが、いつも継続しないのは週刊・年52冊発行だけに高額であること、英国のボクサーと米国の人気階級、つまり中重量級に記事が偏っていることがありました。
日英のボクシング市場は、米国ほど危機的状況ではありません。しかし、紙媒体の危機は絶対的。
BN誌もビートも、いつ廃刊になっても不思議ではありません。
そんなことを考えると、BN誌も久しぶりに定期購読しようかと思い立ちました。


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