SATURDAY, NOV. 5

Etihad Arena, Abu Dhabi, United Arab Emirates (DAZN)
 
Light heavyweights (for Bivol’s WBA title)
 

WBAライトヘビー級タイトルマッチ。リング誌ランキング1位と3位の対決ですから「特別考慮する事由」があれば、空位のリング誌タイトルがステイクされるのですが、2位の選手が怪我で長期離脱中などの特別事由がありません。

ましてや、その2位は階級最強の呼び声もあるアルツール・ベテルビエフ。トリコロールのベルトは懸けられません。

前日計量は王者ドミトリー・ビボルは174.7 ポンド、挑戦者ヒルベルト・ラミレス174.6ポンドでクリア。

ともに無敗の重量級対決は、ビボル勝利が1/5(1.2倍)、ラミレス4.33倍。



ビボルがこの試合に勝つと、カネロ・アルバレスとの再戦という「カネ」、ベテルビエフとの最強決戦という勝てば「名誉」、二つの道が目の前に広がります。

そして、今年もあと2ヶ月を切りました。Fighter of the yearが気になる季節です。

有力候補はカネロ・アルバレスを相手に大番狂わせで勝利を収めたビボルに、今年Undisputed championになったジャーメル・チャーロ、アンソニー・ジョシュアを返り討ちにしたウクライナの英雄オレクサンダー・ウシク。

4人目として、来月13日にUndisputed championとなるであろう井上尚弥も食い込みそうです。

さらに、ジュニアフライ級でリング誌/WBA王者の京口紘人を鮮やかに倒した寺地拳四朗もノミネートされる可能性があります。

明日のアブダビ決戦、ビボルが明白に有利と見られていますが、スルド・ラミレスが番狂わせを起こすと…Fighter of the yearの有力候補からビボルが脱落。井上の可能性が膨らむのですが。

「ウクライナ」という強烈なキーワードから2018年(BWAAとリング誌のW受賞)以来、4年ぶり2回目の栄冠に輝くウシクというストーリーが本命でしょうが、対抗馬はジャーメルではなく、ジャーメルよりも印象が新鮮な井上と見ます。

もちろん、井上がジャーメルよりもスペクタクルなノックアウト劇を魅せつけることが大前提になりますが、そこはほとんど心配ないと思っています。