プロボクシングの階級呼称は世界的に統一されています。

といってもそれは純粋階級、オリジナル8に限定され、それ以外のいわゆる〝水増し階級〟の呼び方はまちまち。

シャカセツですが、オリジナル8はフライ、バンタム、フェザー、ライト、ウェルター、ミドル、ライトヘビー、ヘビー。この8階級の呼称は国・地域や組織、メディアによって変わることはありません。

水増し階級は、日本国内でミニマム、ライトフライ、スーパーフライ、スーパーバンタム、スーパーフェザー、スーパーライト、スーパーウェルター、スーパーミドル、クルーザーと呼ばれる9階級。

このうち英国で定着しているストーン単位でちょうど12ストーン(168ポンド)のスーパーミドル級は「ジュニアライトヘビー級」では収まりが悪いせいか、スーパーミドルで統一されています。

さて、このブログではリング誌やESPNに倣ってジュニア表記、200ポンドはクルーザー級、105ポンドはストロー級としています。

元々、水増し階級はジュニア表記が基本で、輪島功一はジュニアミドル、具志堅用高はジュニアフライ、浜田剛史はジュニアウェルターでした。
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WBAとWBCがスーパー呼称に変更した主な理由は「ジュニアでは聞こえが悪い」ということでしたが、どの口で言ってるんだ?って話です。

輪島をスーパーウェルター、浜田をスーパーライトと言われても違和感しか覚えません。

承認団体では、WBAの呼称はスーパー表記が基本で、JBCと同じ。

WBCはミニマムをストローと呼んでいること、ヘビー級とクルーザー級の間にプリッジャー級(224ポンド)を新設している他はJBCと変わりません。

ちなみにブリッジャー級のリミット224ポンドは16ストーン、この辺りからもWBCのあざとさが透けて見えます。

IBFはジュニア表記が基本。105ポンドは日本でも最初に呼称していたミニフライ。

WBOもジュニアが基本で、105ポンドはミニフライ。特徴的なのは、クルーザーをジュニアヘビーと呼んでいることです。

クルーザーは元々がジュニアヘビー呼称でした。

一番わかりやすいのは「105ポンド級」という表記に統一することですが、これだけとなると味気ない。

ボクシング界の腐敗を是正するという大義名分で設立されたTransnational Boxing Rankings Board(TBRB)も、リング誌やESPNと同じジュニア表記です。

英国などでは「ライトウェルター級」などライト表記もよく見られますが、英国ボクシングニューズ(BN)誌は各種ランキングについてTBRBと提携、階級呼称もライトを基本廃止、ジュニアに統一しました。

ボクシング界の腐敗に原理主義的にメスを入れるTBRBや、米国で最も存在感のあるリング誌、世界最大のスポーツメディアESPN、世界最古の歴史を誇るBN誌がジュニア表記で一致している現状で、新生JBCもそれに倣って旗を見せるべきでしょう。

今のJBCには、そこまで余裕がなく、呼称を元に戻すとだけいうと「他にやるべきことがあるだろう!とお叱りを受けそうですが、改革の一つとして打ち出すのはアリです。

もちろん、それよりも大切なことは山積みです。
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世界で最も失敗したコミッション、JBCが学び、目指すべきは、世界で最も成功しているネバダ州アスレティック・コミッション(NSAC)であり、英国ボクシング管理員会(BBBofC)です。

https://www.amazon.co.uk/Lonsdales-Belt-Story-Boxings-Greatest/dp/0860518469

JBCは変わらなければなりません。

いいえ、変わる、じゃ済まないです。

全く別の組織に生まれ変わらなければなりません。