9月12日に予定されていたカネロ・アルバレスの試合まで33日。
カラム・スミスで内定と言われた対戦相手もいまだに正式発表はありません。
当初はスミスが当初提示の報酬600万ドルを拒否して交渉が行き詰まったと報道されましたが、その後スミスは態度を軟化。
今度は、DAZNが要求する報酬減額にゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)とカネロ陣営が難色を示していることが大きな障害になっています。
DAZNはパンデミックでスポーツ産業が大打撃を受けている環境下、米国で無名のスミスでは視聴者数が伸び悩むのは目に見えていることから、カネロの報酬と放映権料などを含んだ4000万ドルの最低保障の金額は捻出できないと主張しています。
舞台を英国に移すとなると「DAZNの米国戦略の橋頭堡」として、カネロと巨額の契約を締結した経営方針から外れてしまいます。
というよりも。スミスの人気は英国でもトップクラスではありません。「人気があればWBSSなんかに出場しない」(ビリー・ジョー・サンダース) のです。
「不人気ボクサーによる詐欺的トーナメント」がWBSSの正体ですが、井上尚弥だけは例外でした。
But with Callum Smith, he’s an unknown with American casual boxing fan. Callum isn’t even popular in the U.K.
DAZN may not get their money’s worth with Canelo if he spends the remainder of his 11-fight, $365 million contract fighting guys like Saunders, Callum, and fighting Ryota Murata in USA.
スミスは米国では無名、それどころか英国でも人気が高いわけじゃない。
もし、カネロがスミスやサンダース、村田諒太のような米国で人気のないボクサーと戦い続けるとしたら、11戦3億6500万ドルという巨額の投資は回収できない(村田の場合は東京でやるなら話は変わるが、大観衆を入れることができない現状では東京開催は難しい)。
スミスのトレーナー、ジョー・ギャラハーは「我々はファンに楽しんでもらうために、あらゆる譲歩に応じた。あとは向こうの問題。カネロがDAZNと良好な関係にないこと、GBPとも確執が生じていることが事態を複雑にしている」と、障害物が二つあると指摘。
「エディ・レイノソがスミスと戦うと公言していること、DAZNもスミスが落とし所とわかっている。我々に出来ることはもう一つも残されていない。あとはカネロの事情だけだ。日程は後ろ倒しされるだろう」とも。
ギャラハーは日程後ろ倒しと考える理由を明らかにしていませんが、同じ9月12日に予定されているマイク・タイソンvsロイ・ジョーンズJr.とのバッティングを避けるべき、ということはDAZNも含めたカネロ陣営はしっかり把握しているはずです。
条件交渉が難航していることを理由に、日程を先送りする。
そうだとしたら、賢明な判断です。
まさか正直に「タイソンvsジョーンズに勝てないから延期します」とは口が裂けても言えませんから…。
カラム・スミスで内定と言われた対戦相手もいまだに正式発表はありません。
当初はスミスが当初提示の報酬600万ドルを拒否して交渉が行き詰まったと報道されましたが、その後スミスは態度を軟化。
今度は、DAZNが要求する報酬減額にゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)とカネロ陣営が難色を示していることが大きな障害になっています。
DAZNはパンデミックでスポーツ産業が大打撃を受けている環境下、米国で無名のスミスでは視聴者数が伸び悩むのは目に見えていることから、カネロの報酬と放映権料などを含んだ4000万ドルの最低保障の金額は捻出できないと主張しています。
舞台を英国に移すとなると「DAZNの米国戦略の橋頭堡」として、カネロと巨額の契約を締結した経営方針から外れてしまいます。
というよりも。スミスの人気は英国でもトップクラスではありません。「人気があればWBSSなんかに出場しない」(ビリー・ジョー・サンダース) のです。
「不人気ボクサーによる詐欺的トーナメント」がWBSSの正体ですが、井上尚弥だけは例外でした。
But with Callum Smith, he’s an unknown with American casual boxing fan. Callum isn’t even popular in the U.K.
DAZN may not get their money’s worth with Canelo if he spends the remainder of his 11-fight, $365 million contract fighting guys like Saunders, Callum, and fighting Ryota Murata in USA.
スミスは米国では無名、それどころか英国でも人気が高いわけじゃない。
もし、カネロがスミスやサンダース、村田諒太のような米国で人気のないボクサーと戦い続けるとしたら、11戦3億6500万ドルという巨額の投資は回収できない(村田の場合は東京でやるなら話は変わるが、大観衆を入れることができない現状では東京開催は難しい)。
スミスのトレーナー、ジョー・ギャラハーは「我々はファンに楽しんでもらうために、あらゆる譲歩に応じた。あとは向こうの問題。カネロがDAZNと良好な関係にないこと、GBPとも確執が生じていることが事態を複雑にしている」と、障害物が二つあると指摘。
「エディ・レイノソがスミスと戦うと公言していること、DAZNもスミスが落とし所とわかっている。我々に出来ることはもう一つも残されていない。あとはカネロの事情だけだ。日程は後ろ倒しされるだろう」とも。
ギャラハーは日程後ろ倒しと考える理由を明らかにしていませんが、同じ9月12日に予定されているマイク・タイソンvsロイ・ジョーンズJr.とのバッティングを避けるべき、ということはDAZNも含めたカネロ陣営はしっかり把握しているはずです。
条件交渉が難航していることを理由に、日程を先送りする。
そうだとしたら、賢明な判断です。
まさか正直に「タイソンvsジョーンズに勝てないから延期します」とは口が裂けても言えませんから…。

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