さすがに「本家」には及ばないものの、彼は「ミドル級のパッキャオ」でした。
最高の注目度と報酬を手にしたのはケリー・パブリックをアップセットした一戦に、フリオ・セサール・チャベスを捌ききったメガファイトでしたが…。
最高の注目度と報酬を手にしたのはケリー・パブリックをアップセットした一戦に、フリオ・セサール・チャベスを捌ききったメガファイトでしたが…。
ミドル級のゲートキーパー(門番)から豪華な屋敷の主人へと一気に押し上げたのは、ポール・ウィリアムスとの2戦です。
そんなマルチネスの「夏」はゲンナディ・ゴロフキンとの指名試合を回避して、ミゲール・コットとのメガファイトを選択したまで、でした。
ああ、そういえばあの短い期間に偶然とはいえ、戦慄の「2ラウンドKO」が驚愕の旋律を奏でながら3試合も立て続けに勃発したことは、強烈で印象的な事象でした。
ボクシングファンほど、あらゆる方向からバイアスを受けている人種はいません。「戦慄の3試合」のNo.1は世界的には「マニー・パッキャオvsリッキー・ハットン」と決めつけられています。
日本では「ノニト・ドネアvsフェルナンド・モンティエル」もしっかり記憶されているかもしれません。
しかし、何重にも塗りたくられたバイアスを剥がしてゆくと、どう考えても戦慄No.1は「マルチネスvsウィリアムス」です。
そんな、45歳の"Maravilla" が8月21日にリングに戻って来ます。
満身創痍の肉体をキャッチウェイトで削られた最後の試合、コット戦が2014年6月7日でしたから、ブランクは6年以上。
この復帰戦はクリアするでしょうが、悲惨な結末しか待っていない、そう感じるのは私だけでしょうか…。
"Maravilla" からカネロまで。
時代は変わりましたが、セルヒオの復帰戦までの20日余り、偉大なアルゼンティーナに悲しいエールを送りつつ、村田諒太も絡めた絢爛な人気階級160ポンドの10年を反芻しましょう…。


コメント
コメント一覧 (2)
自分の膝がぶっ壊れるフットワークとか、ダウンが多いのにやたら好戦的な所とか、バタバタと忙しないクリンチワークも、打ち合いに持ち込む割に回転速度もパワーも微妙で半端な所も、全てを魅力的に映したボクサーです。
復帰するのであれば昔を思わせないような全く別物になっていて欲しい、そうで無ければ何かをする前にKOされて欲しいとすら思います。
フシ穴の眼
が
しました
45歳であの膝じゃ悲惨な結末しか想像出来ません。
出来れば美しかったあの戦い方だけ覚えていたいですね。
フシ穴の眼
が
しました