ボクシングにおいて、数字は何の意味も持ちません。
「誰に」「いつ」「どのように」勝ったのか?それが全てです。
カネロ・アルバレスが軽蔑されるのは「誰に」だけをひけらかし「いつ」と「どのように」を蔑ろにするからです。
最近のセルゲイ・コバレフは「誰に」は合格なものの、直近6試合で3勝3敗、完全に黄昏時の36歳バージョンのクラッシャーでした。プライベートのトラブルでも複数の裁判を抱え財産を差し押さえられる寸前、公私共々どん底でしたから「いつ」については論外。
さらに、このコバレフに当日計量のリバウンド制限を設けるなど「どのように」ではいつもの通りの卑劣さを存分に発揮。
ボクシングにおいては「誰に」「いつ」「どのように」勝ったのか。それ以外に意味はありません。
数字だけなら、以下に挙げる4人は全員殿堂入りですが、現実にはパッキャオ以外の4人には永遠にその扉は閉ざされます。
サムソン・ダッチボーイジムは、WBFジュニアバンタム級王座を38連続防衛、43戦全勝36KOと無敗のまま引退。
数字だけなら史上最強のジュニアバンタム級ですが、全盛期でも世界の強豪に数えられることはありませんでした。
レオ・ガメスは、ストロー級からジュニアバンタム級まで史上人6人目の4階級制覇に成功。
数字だけなら軽量級の歴史に残るグレートの1人であるべきですが、現実にはWBA(ベネズエラ)の寵愛のもとに弱い相手にしか勝てませんでした。
オマール・ナルバエスは無敗のままフライ〜ジュニアバンタムの2階級制覇に成功し、それぞれのクラスで二桁防衛を達成しました。
数字だけならPFPの末席に名前を記してもおかしくないはずでしたが、その議論さえされず、21世紀の最低の世界戦1位(ドネア戦)と2位(テテ戦)を演出したチキンとして記憶されています。
マニー・パッキャオは歴代PFPでも上位で議論される伝説ですが、史上最多の8階級制覇は冷笑とともに語られることもあります。
数字だけなら3階級制覇のヘンリー・アームストロングの倍以上ですが、アームストロングと並べて語られることはありません。
パッキャオの実力と実績は論外としても、サムソンはメジャー団体の王者や強豪挑戦者と互角に渡り合える実力がありました。
ガメスにしてもその強打に嘘はなく、ジュニアフライ級までなら世界のトップ戦線に張り付く本物の強豪でした。
ナルバエスは2試合で剥き出しのチキンを晒したことで酷評されましたが、トップレベルのテクニシャン。彼の試合に需要はありませんが、雑魚でも穴王者でもない強豪の1人でした。
数字や誇大広告に意味はありませんが、無垢な人々の耳目を集める効果はあります。「伝説の名王者」「黄金のバンタム」と聞いて、発信者の思惑通りに受け止めてくれる奇特な人々は、数字も価値あるものとして評価してくれるでしょう。
ただ、こんな時節ですからバカになってもいいかもしれません。「伝説の名王者」「黄金のバンタム」はさすがに嘘ですから、受け入れ難いものの、数字は真実を表現していなくとも事実ではあります。
世界初!
これは極めて実現性が高い「世界初」です。
来月25日に、IBF/WBA王者の井上尚弥がWBO王者のジョンリール・カシメロを倒すと1988年からの4団体時代になって史上初の3団体統一バンタム級王者の座に就きます。
残るピース、WBCまで吸収するとバンタム級のThe Undisputed Champion。もちろん4団体時代史上では初、全階級を通じても4人目の快挙と成ります。
さらに、未来を見据えてジュニアフェザー級まで4団体制覇すると4団体時代で史上初のThe Undisputed Champion 2階級制覇。
これを達成したら、BWAAでもリング誌でも日本人初のFighter Of The Year が決定的です。
さらに、フェザー級でも完全統一に成功すると80年以上前のヘンリー・アームストロング以来となる、The Undisputed Champion 3階級制覇。
さすがに The Undisputed Champion が絡むと「数字には何の意味もない」とは言えません。
世界最速!
ワシル・ロマチェンコと並ぶ3階級制覇の世界最速「12試合」の記録を持つ田中恒成。
次の16戦目でジュニアバンタム級タイトル奪取となると4階級制覇ですが、この「プロキャリア16戦で4階級制覇」は単独世界記録。
「最終的には(日本人で最も評価が高い)井上尚弥が目標」という田中が、17戦目でバンタム級まで獲得すると「キャリア17試合で5階級制覇」という世界記録。
2位のシュガー・レイ・レナード(35試合)を大きく上回り、3位(37試合)のフロイド・メイウェザーが持つ無敗のまま5階級制覇の記録も大幅に更新することになります。
プロデビューからの試合数ではなく、5階級制覇に要した試合数では4位オスカー・デラホーヤ(25試合)と2位タイのトーマス・ハーンズとメイウェザー(21試合)も抜き去りますが、レナードの11試合!の更新はもはや手遅れ…。
とはいえ、レナードは1試合で2階級を賭けるなど好き放題でしたから、田中が20試合までに5階級制覇を達成したら、実質世界最速です。
「誰に」「いつ」「どのように」勝ったのか?それが全てです。
カネロ・アルバレスが軽蔑されるのは「誰に」だけをひけらかし「いつ」と「どのように」を蔑ろにするからです。
最近のセルゲイ・コバレフは「誰に」は合格なものの、直近6試合で3勝3敗、完全に黄昏時の36歳バージョンのクラッシャーでした。プライベートのトラブルでも複数の裁判を抱え財産を差し押さえられる寸前、公私共々どん底でしたから「いつ」については論外。
さらに、このコバレフに当日計量のリバウンド制限を設けるなど「どのように」ではいつもの通りの卑劣さを存分に発揮。
ボクシングにおいては「誰に」「いつ」「どのように」勝ったのか。それ以外に意味はありません。
数字だけなら、以下に挙げる4人は全員殿堂入りですが、現実にはパッキャオ以外の4人には永遠にその扉は閉ざされます。
サムソン・ダッチボーイジムは、WBFジュニアバンタム級王座を38連続防衛、43戦全勝36KOと無敗のまま引退。
数字だけなら史上最強のジュニアバンタム級ですが、全盛期でも世界の強豪に数えられることはありませんでした。
レオ・ガメスは、ストロー級からジュニアバンタム級まで史上人6人目の4階級制覇に成功。
数字だけなら軽量級の歴史に残るグレートの1人であるべきですが、現実にはWBA(ベネズエラ)の寵愛のもとに弱い相手にしか勝てませんでした。
オマール・ナルバエスは無敗のままフライ〜ジュニアバンタムの2階級制覇に成功し、それぞれのクラスで二桁防衛を達成しました。
数字だけならPFPの末席に名前を記してもおかしくないはずでしたが、その議論さえされず、21世紀の最低の世界戦1位(ドネア戦)と2位(テテ戦)を演出したチキンとして記憶されています。
マニー・パッキャオは歴代PFPでも上位で議論される伝説ですが、史上最多の8階級制覇は冷笑とともに語られることもあります。
数字だけなら3階級制覇のヘンリー・アームストロングの倍以上ですが、アームストロングと並べて語られることはありません。
パッキャオの実力と実績は論外としても、サムソンはメジャー団体の王者や強豪挑戦者と互角に渡り合える実力がありました。
ガメスにしてもその強打に嘘はなく、ジュニアフライ級までなら世界のトップ戦線に張り付く本物の強豪でした。
ナルバエスは2試合で剥き出しのチキンを晒したことで酷評されましたが、トップレベルのテクニシャン。彼の試合に需要はありませんが、雑魚でも穴王者でもない強豪の1人でした。
数字や誇大広告に意味はありませんが、無垢な人々の耳目を集める効果はあります。「伝説の名王者」「黄金のバンタム」と聞いて、発信者の思惑通りに受け止めてくれる奇特な人々は、数字も価値あるものとして評価してくれるでしょう。
ただ、こんな時節ですからバカになってもいいかもしれません。「伝説の名王者」「黄金のバンタム」はさすがに嘘ですから、受け入れ難いものの、数字は真実を表現していなくとも事実ではあります。
世界初!
これは極めて実現性が高い「世界初」です。
来月25日に、IBF/WBA王者の井上尚弥がWBO王者のジョンリール・カシメロを倒すと1988年からの4団体時代になって史上初の3団体統一バンタム級王者の座に就きます。
残るピース、WBCまで吸収するとバンタム級のThe Undisputed Champion。もちろん4団体時代史上では初、全階級を通じても4人目の快挙と成ります。
さらに、未来を見据えてジュニアフェザー級まで4団体制覇すると4団体時代で史上初のThe Undisputed Champion 2階級制覇。
これを達成したら、BWAAでもリング誌でも日本人初のFighter Of The Year が決定的です。
さらに、フェザー級でも完全統一に成功すると80年以上前のヘンリー・アームストロング以来となる、The Undisputed Champion 3階級制覇。
さすがに The Undisputed Champion が絡むと「数字には何の意味もない」とは言えません。
世界最速!
ワシル・ロマチェンコと並ぶ3階級制覇の世界最速「12試合」の記録を持つ田中恒成。
次の16戦目でジュニアバンタム級タイトル奪取となると4階級制覇ですが、この「プロキャリア16戦で4階級制覇」は単独世界記録。
「最終的には(日本人で最も評価が高い)井上尚弥が目標」という田中が、17戦目でバンタム級まで獲得すると「キャリア17試合で5階級制覇」という世界記録。
2位のシュガー・レイ・レナード(35試合)を大きく上回り、3位(37試合)のフロイド・メイウェザーが持つ無敗のまま5階級制覇の記録も大幅に更新することになります。
プロデビューからの試合数ではなく、5階級制覇に要した試合数では4位オスカー・デラホーヤ(25試合)と2位タイのトーマス・ハーンズとメイウェザー(21試合)も抜き去りますが、レナードの11試合!の更新はもはや手遅れ…。
とはいえ、レナードは1試合で2階級を賭けるなど好き放題でしたから、田中が20試合までに5階級制覇を達成したら、実質世界最速です。

コメント
コメント一覧 (9)
相手との交渉さえうまくいけば彼なら必ずやってくれるでしょう。
フシ穴の眼
が
しました
すぐに返上したあと、ライトフライ級では、WBAに田口、WBCにロペス、IBFには、八重樫、メリンド、田口とめまぐるしくかわるころ。
フライ級で木村をやぶった頃は、WBAはダラキアン、WBCはロサレス、IBFはニエテスが返上してムラザネが出てくる時代です。
ミニマム時代にフレッシュマートなワンヘン、ライトフライ級時代はロマゴンやニエテスがすでにいない。
フライ級時代にはダラキアンやムラザネらとやらず、返上して上の階級にあげるので、そろそろ日本にひきこもらず、井岡や岩佐のように海外に出て外国の王者とアウェーでやって実力を証明してほしいですね。
フシ穴の眼
が
しました
試合は面白いし実力もあると思いますが
確かに東海引きこもりはマイナス評価ですが。。。
フシ穴の眼
が
しました
フシ穴の眼
が
しました
フシ穴の眼
が
しました
フシ穴の眼
が
しました
そうでなくとも最速記録は実力を証明する以上の付加価値は無いでしょう。世界最速統一王者になったアフマダリエフは元々階級最強クラスの評価で、戴冠して評価が上がった感じはしません。
フシ穴の眼
が
しました