愚かなブレグジットによって、スコットランドはどうなるのでしょうか。


そして、せっかく国境があいまい化したアイルランドは、再び引き裂かれるのでしょうか。

気になるのは、英国圏で最も大切なもの、そうです、ギネスビールです。

以前「スコッチよりも価値のあるものは英国圏にはたったの一つもない!」と断言したような気もしますが、それもまた事実。

事実や真実というものは、だいたい二つくらいあるものです。

UKの存在意味などスコッチとギネスしかないのですから、きゃつ等はいかにそれを新鮮に、そして格安に世界へ送り出すか、それだけを考えていればよろしい!

エジプトや中東で5000年前のビール工場や貯蔵庫の跡が発見されていますが、その誕生はおそらくもっと、ずっと昔のことでしょう。

古代メソポタミアで初めてビールが醸造されやのは1万年前という説もあります。 1万年です!

ボクシング150年の歴史なんぞ、まばたきみたいなもんです。150年程度で歴史と呼ぶのもおこがましいわッ!
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パブで飲む生のパイントが最高なのは言うまでもありませんが、それに近い味わいときめ細かい泡が缶でも楽しめるのがギネスの偉大さです。

そして、ギネスといえばカスケード。

普通のビールは泡が真直ぐ浮上します。ところが、ご存知の通りギネスはグラスを優しく撫でるように下降してゆくのです。

その様は、蠱惑的な縞模様となってグラスの鬱側に風紋のように描かれます。 

これがカスケード・ショー、「麗しき小さな滝」です。

この秘密は炭酸ガスに加えて、窒素ガスを含む特性のため。より小さな窒素の微粒子が、炭酸の勢いで下方に押しやられる、その現象がカスケードです。 

前置きが長くなりました。

アイルランドのボクサーです。

ジェイソン・クイグリー(村田諒太の対戦候補として一時有力視されました)、先月ジャーモル・チャーロにストップされたデニス・ホーガン、明日ハイメ・ムングアに挑むゲイリー・オサリバン、渾名もずばり〝アイリッシュ〟のアンディ・リーらミドル級近辺のトップ選手が目立ちますが、現在の一番人気はフェザー級のマイケル・コンランでしょうか。

岩佐亮佑からタイトルを奪ったTJ・ドヘニーも入場から立ち居振る舞いまでアイルランド人。

「アイルランド」を「英領北アイルランド」まで広げると、カール・フランプトンやライアン・バーネットと燻し銀の軽量級の名前も見つかります。

そして、タイソン・フューリーもアイリッシュ・トラベラーの末裔です。

女子を見ても2019年の年間最高選手、ケイティ・テイラーがいかにもな存在感を放っています。もちろん、ヒラリー・スワンク演じたマギー・フィッツジェラルド(ミリオンダラーベイビー)もアイルランドで最も有名な女子ボクサーとして忘れてはなりません。

マギーを出すなら「静かなる男」のショーン・ソーントン(ジョン・ウェイン)も生粋のアイルランド人です。ギネスと思われる黒ビールで乾杯するシーンも最高ですねぇ。

過去を紐解くと、これはもう19世紀の神話〝ノンパラレル〟(天下無双)ジャック・デンプシーが筆頭です。

そして、1930年代の伝説ジミー・マクラーニン、80年代からはバリー・マクギガン、スティーブ・コリンズ、日本でもお馴染みのウェイン・マッカラーら骨太の個性派を輩出し続けています。

ああ、、、なんだかビッグネームを失念してる気がしますが…。