PFPは脳内妄想ランキングですからファンや専門家の数だけ存在します。

リングの上で決まらない優劣など何の意味もありませんが、四団体17階級に王者が粗製乱造される中ではリングの中で最強が決められることは悲しい哉、稀です。

「こんなにいっぱいチャンピオンがいたら誰が一番強いのか誰も分からない。だからWBSSに出る」(井上尚弥)。素晴らしい志です。

そんな若き志士の挑戦もトーナメント優勝でも腰に巻かれるベルトは二つだけ。The Champion の道は遠く、a champion のままです。

白井義男やファイティング原田は本当にずるい。たった1試合に勝てば The Undisputed Champion  なんてズルすぎます。

今はこんな腐った時代だから、本来なら意味などあるはずがないPFPという妄想が注目されるのです。

といっても、PFPならなんでもいいわけではありません。誰もが一目置くPFPランキングは世界最大のスポーツメディアESPNと、最も権威があるとされるリング誌です。

現在、このランキングに入っているのは井上ただ1人で共に4位に付けています。

ただ、予備軍は行列を作っています。

ます、列の先頭には「ニエテスに勝てばPFP10傑入り」(リング誌)とリーチがかかっていたもののSDで落とした井岡一翔が立っています。

ニエテスと互角に渡り合ったパリクテを理詰めでストップ。再びリーチ。10傑の誰かがこぼれたら即ランクインしてもおかしくない状況です。
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井岡に横入りされた格好の田中恒成も王手をかけています。

名古屋の名勝負製造機は「足もスピードも使えるのに打ち合うから観ていて前のめりになる」(ESPN)と好感度の高いボクサーファイター。

田中は現在空位のリング誌フライ級1位。上位選手との対戦に勝利することで、リング誌タイトルとPFPを同時に獲得することになります。

その田中に敗れた田口良一はリング誌フライ級9位ですが、元ジュニアフライ級王者でブドラーに勝てばPFP入りという状況まで迫っていました。

実績のある田口も大物を食えば一気にPFP圏突入もありえます。

そして、ブドラーからリング誌王座を強奪したジュニアフライ級の京口紘人も、PFPをロックオンしています。

この階級で最強候補の拳四朗との対決が実現したらその勝者がトップ10入りする可能性は十分です。

ジュニアフェザー級では亀田和毅がレイ・バルガスからWBC王座を奪い、対立王者も食うとウェイティングサークルに入ります。

ジュニアフェザーは統一の機運が盛り上がっているので大いにチャンスあり!

フェザー級以上になると、一気に層が分厚くなるのでPFPを窺うポジションにいる日本人は見当たりません。

逆に言うと、フェザー以上でPFPに入れば、妄想PFPなんてどうでもいい世界的なスターになっているということです。

ジュニアライトの伊藤雅雪がPFPに入るとしたら、ジャーボンタ・デイビスを圧倒することしか考えられません。確かに、もはやPFPなんかどうでも良くなります。

ミドルの村田諒太がPFP入りしたら、これはもうとんでもないメガファイトに勝利を収めたことを意味します。これまたPFPなんてどうでも良くなります。