Sunday 14, September 2025

  
IG Arena,Nagoya, Aichi, Japan
commission:Japan Boxing Commission 

promoter:Hideyuki Ohashi

Undispited Jr.Feather weight championship





まだ正式発表されていないため、BoxRecもリング誌やESPNなどのscheduleにも記載されていませんが「9月14日、名古屋のIGアリーナ」での開催が内々定しているビッグファイト。

オッズはまだ出揃っていませんが、戦前予想は32歳のモンスターが明白に有利と見られています。

リオ五輪バンタム(56kg)級で銅メダルを獲得したウズベキスタンの英雄は、マーロン・タパレスに議論を呼ぶSDで敗れてWBAとIBFのストラップを失ってから3試合連続オールKO勝ち。

33歳のアフマダリエフがタパレス戦のような心身のコンディションで名古屋に乗り込んでくるはずがありません。

共通の対戦相手、凡庸極まるタパレスを挟んだ三段論法が現実の試合で応用されるとは誰も考えていまいでしょう。

両者とも、ここまでのキャリアでPFPファイターや殿堂入りクラスの超強豪との対戦は一度もありません。

特に、井上は昨年5月からルイス・ネリ、TJドヘニー、キム・イェジョン、ラモン・カルデナスと、非常に水準の低い勝って当たり前の相手、タイトルを持っていない相手との試合が続いてきました。

にもかかわらず、ネリとカルデナスという1発強打に欠けた格下相手に2度のダウンを喫してクロスレンジでの防御の欠陥をあらためて露呈してしまいました。

一方のMJで気になるのは、やはりタパレス相手の敗北。一部のブッカーは20−1のオッズを付けるなど、ミスマッチの声もあった試合でしたが、噛ませ犬扱いのフィリピン人が前半の6つのラウンドを順調に消化。

前半戦をフルマークでタパレスを支持したジャッジ2人の採点は、確かにMJに厳しいものでした。しかし、絶対にありえないスコアと考えるのはメディアやファンであって、選手とコーナーは「倒さないと怪しい」と、最悪のケースを想定すべき内容でした。

後半戦はMJが完全に支配、最終回はもう少し時間が残っていたら倒していた内容でした。全体を通した勝負として見れば、MJの完勝かもしれませんが、ボクシングは「各ラウンドを独立した単位で採点する」ルールで、多くの暗愚なジャッジは微妙なラウンドでも10−10を付ける勇気がありません。

ワシル・ロマチェンコもそうでしたが、エリートアマには採点の見方が甘すぎる傾向があります。

「アマチュアの3ラウンド制なら、全体を通して支配していたら勝ち。しかし、プロは一つ一つのラウンドを積み重ねた12ラウンドの集計。拮抗した7ラウンドが全部相手に流れていたら、残りの5ラウンドを明白に取っても5−7で負け」です。

タパレス相手だからナメていたのは否定できませんし、欧米のメディアは「MJは判定を盗まれた」と同情的でしたが、この精神的な甘さには好意を持てません。