前日計量は両者とも125¾ポンド(57.04kg)で1発クリア。
今月15日に31歳になったレオと、7月12日に34歳の誕生日を迎える和毅。年齢的には王者有利にも思えますが、2人に目立った衰えは感じ取ることはできません。
キャリア、実績という点では世界戦の経験でレオは3試合(2勝1KO1敗)、和毅は7試合(4勝1KO3敗)と挑戦者に分があるように見えますが、和毅の世界戦は階級最弱と見られていたWBAバンタム級セカンド王者・ジェイミー・マクドネルとの2試合などその内容は非常に薄いと言わざるをえません。
一方のレオは和毅とどっこいの非力なスティーブン・フルトンに完敗したジュニアフェザー級からフェザー級に上げてから3つのKOを含む4連勝。特に、階級最強候補のIBF王者ルイス・アルベルト・ロペスとの激戦をKOでフィニッシュ、多くのメディアで昨年の年間最高試合と最高KO、最大番狂せにノミネートされました。
フェザー級に上がって「(過酷な原料から解放されて)体にパワーがみなぎっている」(レオ)のは事実でしょうが、ロペスに勝ったのはフロック。ロペスの動きは別人のように鈍く、重く、それでもレオは危ない場面もありました。
これからしばらくの間、レオがフェザー級の最強王者として君臨するーーーそう考える人は、ほとんどいないでしょう。ジュニアフェザー級のときがそうだったように、初防衛戦であっさり陥落なんてことが起きても大きな驚きはありません。
もちろん、ペチペチ和毅が勝てるのか?となると、勝てば驚きです。もし、和毅が王者になればフルトンと並んで、フェザー級の枠を超えて全階級で最も非力で怖さのないタイトルホルダーの誕生です。
レオは、世界レベルで強くはない。しかし、それは和毅も同じどころか、それ以下。
4Belt -Eraだからこそ見れる、最強決定戦ではない摩訶不思議なタイトルマッチ。
しかし、そこにステイクされているのは、フェルナンド・マルチネスが井岡と天秤にかけて放擲したあまりにも軽すぎるIBFストラップだけではありません。
この試合の勝者は間違いなくその名前をコールして、対戦を煽るでしょう。「早くフェザー級に上がって来い」と。
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