古い話で恐縮ですが、今年の陸上競技・日本選手権800mで高校生チャンピオンが生まれました。

それも男女で。

日本最強を決める舞台で、高校生が勝ち抜くだけでも驚くべき快挙ですが、そのやり方がまたエグかったのです。

男子の落合晃は、勝負が遅いことで知られる800mでスタート直後から先頭に立ち、残り300mで一気に後続を引き離して優勝。

1分46秒56でゴールした落合は、トラックを叩いて悔しがりました。

「五輪標準記録(1分44秒70)を切るつもりだったのに」。

女子の久保凛はサッカー久保建英の妹として話題になった16歳。残り250mでトップを奪うとホームストレッチでスパート、日本トップ選手に力の差を見せつけました。

2人は現在、ペルー・リマで開催中のU20世界陸上に乗り込み、ともに準決勝進出。

この2人には「世界の胸を借りる」なんて謙虚な思いはカケラもないでしょう。

準決も突破して、決勝でも厚かましいにもほどがあるレースを見せて下さい。

日本の中距離界は箱根駅伝とマラソンに偏重した歪な流れに飲み込まれて来ましたが、落合と久保、そして2人に刺激された若い才能が中距離の世界に堂々乗り込んでくれることを願っています。

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来年は世界陸上が国立競技場で開催されます。

今月5日から売り出された前売り券は予想を上回る好調で、発売2週間で11万枚を超え、追加発売が決まっています。

特に、9月20日のチケットの売れ行きが好調。この日は女子槍投げの決勝が行われます。