PFPの説明で最も使われる言葉が「体重同一時」です。
「階級が離れているが故に戦うわけがないボクサーの優劣を決める」のがPFPだとすると、この大前提を破壊したボクサー、すなわち最も驚異的な複数階級制覇を果たしたボクサーこそがPFPキングということになります。
PFPとは畢竟、実際に戦えば重いクラスの方が強いという真実・事実関係を無視した仮想空間の戦いです。
そこで行われる脳内作業の本質は〝弱者救済〟の一点に尽きます。
この仮想空間ではタイソン・フューリーは自分と同じ体格で軽量級の動きをする井上尚弥と比較されるわけです。
17階級中、ヘビー級のボクサーにだけ〝弱者救済〟の特典は一切ないのです。
現実の象はネズミを軽々と踏み潰すことが出来ますが、ネズミのスピードと機動力を持つ空想の象には勝てる道理がありません。
つまり、PFPの本質概念は弱者救済なのです。
そうであるなら階級弱者だけでなく、年齢弱者も救済すべきです。その意味ではPFPこそ男女混合で考えるべきです。
階級弱者なのに階級強者を倒しまくり、年齢弱者なのに年齢強者に痛烈な敗北を突き付ける…。
もし、そんな化け物がいたら、そいつがPFPキングのはずです。
そう考えるとフライ級上がりの42歳で、今なおウェルター級の最前線で拳を振るうマニー・パッキャオこそが歴代PFPキングのはずです。
なんて屁理屈、いやPFPがそもそも屁理屈なので、説得力もクソも本来はありません。
「説得力のある妄想ランキング」なんていう矛盾に満ち満ちたもの、そいつの説得力のあるバージョンを作ろうとしてるのですから「人道的な大量破壊兵器」「地球に優しい火力発電」みたいなもんです。
さあ、それでも、そいつを作りに出かけましょう。

コメント
コメント一覧 (3)
パッキャオやメイウェザーを世界一のボクサーとして語る上でP4Pを避けて通れないのは中々皮肉な話。
フシ穴の眼
が
しました
興味あるのは各階級のリアルランキングだけです
元々 体格の違う選手等 比較外・・・アルバレスはミドル~Sミドルチャンピオン スペンスはウエルターで1位 ライトはロペス バンタムは井上
全階級を通じて誰が一番とか意味ない 誰が一番 稼げるかはプロとして重要ですが
フシ穴の眼
が
しました