ディケイド、10年間という場合「0」を起点に「9」までを数えます。
Figher Of The Decade (10年間最高選手)という場合、直近なら2010年から2019年までの10年間を指します。
そして、次のディケイドは2020年から2029年、つまり今年がスタートの年でした。
しかし、2020年が初っ端というのは、このディケイドがあまりに不憫なので、独断と偏見と慈悲により2011年から2020年の特別区切りのディケイドで〝この10年〟を振り返ることにしました。
さらに「2011〜2020」の方が見た目、キレがいいです!と適当なことも言いつつフラッシュバックしてゆきましょう。
【◉◉年】横のFighter Of The Yearはリング誌[BWAA]。意外と相違があります。
スーパーミドル級最強決定トーナメント「スーパー6」でダークホースから見事優勝したウォードがリング誌とBWAA共に年間最高選手に選ばれました。
普通に考えると優勝候補筆頭でおかしくなかったのですが、とにかく実力と存在感の乖離が深いSOG=神の子=でした。
米国代表で五輪金メダル、シュガー・レイ・ロビンソン賞、PFP1位、無敗のまま引退…にもかかわらず、これだけ輝きが無い星も珍しい。
米国ボクシングが瀕死から仮死状態の時代、強力なライバルとの派手な物語を紡げなかった…いろんな言い訳が語られていますが、とにかく全てが地味でした。
しかし、強かった。
リング誌はマニー・パッキャオを撃墜したカウンター・ダイナマイト、マルケスを、BWAAはバンタム級に続きジュニアフェザー級でも複数団体で統一王者となったノニト・ドネアを選出。
個人的にはドネアが文句無しです。前年のフェルナンド・モンティエル戦(リング誌の年間最高KO賞←BWAAにはナシ)との〝合わせ技一本〟な感じもありましたが。
ゴールデンボーイ・プロモーションズの子会社としての色彩が色濃かったリング誌ですから、パッキャオの衝撃的なKO負けに反射的に年間最高選手賞を贈ってしまったのかもしれません。
リング誌はライトヘビー級を席捲したスーパーマン、BWAAはカネロ・アルバレスとのメガファイトを勝ち抜けたフロイド・メイウェザーを年間最高選手に。
どちらを選ぶか、難しいところです。最も注目を浴びたのはメイウェザーですが、アスリートとしてはチャド・ドーソンを大番狂わせで破って、快進撃を開始したスティブンソンです。
それにしても、ドーソンは過大評価でした。才能は間違いなくありました。そういえば「タイソンvsジョーンズ」のジャッジもしてました。
さて、スティブンソン、現在も前を向いて戦っています。
どんなスポーツも危険と隣り合わせです。野球でもサッカーでも、陸上でも。不幸な事故を何度か見てきました。
しかし〝野球禍〟 〝サッカー禍〟〝陸上禍〟という言葉が聞きなれないにもかかわらず、悲しいかなリング禍は一般的に語られてきました。
ボクシングの場合、その事故に〝故意性〟が強いことがその原因です。
スティブンソンの第二の戦い、そのお話も近いうちに。
またもリング誌とBWAAの評価が割れました。バーナード・ホプキンスを倒して3団体統一のクラッシャーか、ライト級の新星クロフォードか。
これもうがった見方をすると、リング誌はトップランクのスター候補クロフォードを嫌ったか。
まあ、でも当時のコバレフは怖いほど強かった。
残念な事件の常習犯であることよりも、ボクシングファンとしてはカネロ・アルバレス戦での脆さが悔しいです…。
難攻不落のウラジミール・クリチコを落城させたフューリーがリング誌、マニー・パッキャオとの興行規模だけは史上最大となった超弩級のメガファイトに勝利したマネーがESPNに選ばれました。
試合内容なら、クリチコvsフューリーの方がパックメイの何百倍も面白かった!
あのトライアンフから、人生の坂道を転がり落ちたフューリーでしたが、5年後に今の位置に戻ってくるなんて誰が想像したでしょうか。
いえいえ「戻ってくる」なんて表現はジプシーキングに失礼きわまります、申し訳ございません。
彼は今、かつての栄光よりも遥かな高みに駆け上がっているのです。
堂々のフォーブス・ファイター、昨年ボクサーでは4人しかいない中でダントツの世界11位。
フューリーのジェットコースター物語は、今がクライマックスなのか、それともまだプロローグなのか?
これからも、楽しめそうです。
Figher Of The Decade (10年間最高選手)という場合、直近なら2010年から2019年までの10年間を指します。
そして、次のディケイドは2020年から2029年、つまり今年がスタートの年でした。
しかし、2020年が初っ端というのは、このディケイドがあまりに不憫なので、独断と偏見と慈悲により2011年から2020年の特別区切りのディケイドで〝この10年〟を振り返ることにしました。
さらに「2011〜2020」の方が見た目、キレがいいです!と適当なことも言いつつフラッシュバックしてゆきましょう。
【◉◉年】横のFighter Of The Yearはリング誌[BWAA]。意外と相違があります。
【2011年】アンドレ・ウォード[同左]
スーパーミドル級最強決定トーナメント「スーパー6」でダークホースから見事優勝したウォードがリング誌とBWAA共に年間最高選手に選ばれました。
普通に考えると優勝候補筆頭でおかしくなかったのですが、とにかく実力と存在感の乖離が深いSOG=神の子=でした。
米国代表で五輪金メダル、シュガー・レイ・ロビンソン賞、PFP1位、無敗のまま引退…にもかかわらず、これだけ輝きが無い星も珍しい。
米国ボクシングが瀕死から仮死状態の時代、強力なライバルとの派手な物語を紡げなかった…いろんな言い訳が語られていますが、とにかく全てが地味でした。
しかし、強かった。
【2012年】ファン・マヌエル・マルケス[ノニト・ドネア]
リング誌はマニー・パッキャオを撃墜したカウンター・ダイナマイト、マルケスを、BWAAはバンタム級に続きジュニアフェザー級でも複数団体で統一王者となったノニト・ドネアを選出。
個人的にはドネアが文句無しです。前年のフェルナンド・モンティエル戦(リング誌の年間最高KO賞←BWAAにはナシ)との〝合わせ技一本〟な感じもありましたが。
ゴールデンボーイ・プロモーションズの子会社としての色彩が色濃かったリング誌ですから、パッキャオの衝撃的なKO負けに反射的に年間最高選手賞を贈ってしまったのかもしれません。
【2013年】アドニス・スティブンソン[フロイド・メイウェザー]
リング誌はライトヘビー級を席捲したスーパーマン、BWAAはカネロ・アルバレスとのメガファイトを勝ち抜けたフロイド・メイウェザーを年間最高選手に。
どちらを選ぶか、難しいところです。最も注目を浴びたのはメイウェザーですが、アスリートとしてはチャド・ドーソンを大番狂わせで破って、快進撃を開始したスティブンソンです。
それにしても、ドーソンは過大評価でした。才能は間違いなくありました。そういえば「タイソンvsジョーンズ」のジャッジもしてました。
さて、スティブンソン、現在も前を向いて戦っています。
どんなスポーツも危険と隣り合わせです。野球でもサッカーでも、陸上でも。不幸な事故を何度か見てきました。
しかし〝野球禍〟 〝サッカー禍〟〝陸上禍〟という言葉が聞きなれないにもかかわらず、悲しいかなリング禍は一般的に語られてきました。
ボクシングの場合、その事故に〝故意性〟が強いことがその原因です。
スティブンソンの第二の戦い、そのお話も近いうちに。
【2014年】セルゲイ・コバレフ[テレンス・クロフォード]
またもリング誌とBWAAの評価が割れました。バーナード・ホプキンスを倒して3団体統一のクラッシャーか、ライト級の新星クロフォードか。
これもうがった見方をすると、リング誌はトップランクのスター候補クロフォードを嫌ったか。
まあ、でも当時のコバレフは怖いほど強かった。
残念な事件の常習犯であることよりも、ボクシングファンとしてはカネロ・アルバレス戦での脆さが悔しいです…。
【2015年】タイソン・フューリー[フロイド・メイウェザー]
難攻不落のウラジミール・クリチコを落城させたフューリーがリング誌、マニー・パッキャオとの興行規模だけは史上最大となった超弩級のメガファイトに勝利したマネーがESPNに選ばれました。
試合内容なら、クリチコvsフューリーの方がパックメイの何百倍も面白かった!
あのトライアンフから、人生の坂道を転がり落ちたフューリーでしたが、5年後に今の位置に戻ってくるなんて誰が想像したでしょうか。
いえいえ「戻ってくる」なんて表現はジプシーキングに失礼きわまります、申し訳ございません。
彼は今、かつての栄光よりも遥かな高みに駆け上がっているのです。
堂々のフォーブス・ファイター、昨年ボクサーでは4人しかいない中でダントツの世界11位。
フューリーのジェットコースター物語は、今がクライマックスなのか、それともまだプロローグなのか?
これからも、楽しめそうです。



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