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<title>   　　　フシ穴の眼 〜スポーツ疾風怒濤編〜 - Styles Make Fights</title>
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<title>クラレッサの青春〜She wants to wear red lipstick.「口紅の色は真っ赤にして。それが一番目立つから」</title>
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<description>五輪で金メダルを獲得したボクサーは米国のシンボルになれる。それが2大会連続となると、もはや前人未到の偉業だ。プロに転向してからはジュニアミドル級、ミドル級、スーパーミドル級、ライトヘビー級、ヘビー級の5階級を制覇、ミドル級とヘビー級ではUndisputed Champion（...</description>
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<dc:subject>Styles Make Fights</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[五輪で金メダルを獲得したボクサーは米国のシンボルになれる。<br><br>それが2大会連続となると、もはや前人未到の偉業だ。<br><br>プロに転向してからはジュニアミドル級、ミドル級、スーパーミドル級、ライトヘビー級、ヘビー級の5階級を制覇、ミドル級とヘビー級ではUndisputed Champion（他の誰にも王者を名乗らせない文句なしの王者）。<br><br>これはもはや、神聖にして侵すべからずの領域。シュガー・レイ・ロビンソンを玉座から引き摺り下ろすのに十分なレガシーだ。<br><br>さらにその生い立ちは、このスポーツにはうってつけ。<br><br>生まれ育ったミシガン州フリントはゼネラルモータース発祥の地。つまりはラストベルト、錆びついた町だ。父親はなんとアンダーグラウンドのプロボクサーで、未来の金メダリストが2歳のときから7年間、刑務所の塀の中で過ごした。<br><br>最初の五輪金メダルを獲ったときは、まだ17歳。映画のようなサクセスストーリーだ。<br><br>これで「スーパースターになるな」という方が難しい。<br><br><a href="https://livedoor.blogimg.jp/tanuki_street/imgs/4/8/48f777fb.jpg" title="i" target="_blank"><img src="https://livedoor.blogimg.jp/tanuki_street/imgs/4/8/48f777fb-s.jpg" width="480" height="308" border="0" alt="i" hspace="5" class="pict"></a><br><br>ーーーところが、そうはならなかった。<br><br>21世紀、五輪ボクシングは地上波テレビから追放され、プロボクシングに至っては社会的地位の地盤沈下が止まらないばかりか、かろうじて踏みとどまっていたマイナースポーツとしての足元も怪しくなっている…。<br><br>だが、彼女が「そうはならなかった」原因はそれだけではない。<br><br>そう、彼女。「彼女」だからだ。<br><br><a href="https://boxrec.com/en/box-pro/777865" target="_blank" title=""><b><span style="font-size: 125%;">クラレッサ〝The GWOAT〟シールズ</span></b></a>は女性だったのだ。<br><br>では、ボクシング黄金時代の1950年〜60年代なら米国の英雄になれていたか？…というと、当時の五輪に女子種目はない、そもそも女子ボクシングなど存在していなかったのだから。<br><br><br><a href="https://livedoor.blogimg.jp/tanuki_street/imgs/9/7/97c0bfcd.jpg" title="i" target="_blank"><img src="https://livedoor.blogimg.jp/tanuki_street/imgs/9/7/97c0bfcd-s.jpg" width="480" height="754" border="0" alt="i" hspace="5" class="pict"></a><br><br><br>14歳の頃には「私より強い者など地球上のどこにもいない」と自信に満ち溢れていた少女は、2012年のロンドン五輪から女子ボクシングが採用されると知ってから、モチベーションをさらに燃え上がらせた。<br><br>ジムでは、男子選手しか練習相手にならなかった。いや、正確には男子選手も相手にならなかった。女子にボコボコに殴られる、その屈辱もあって彼女がリングに上がると男子たちは下を向きながらリングを降りるようになった。<br><br>のちに彼女は「ゲンナジー・ゴロフキンにも勝てる」と豪語したが、彼女を知る人でそれを冗談や行きすぎた挑発で片付ける者はいなかった。<br><br>誰もが、彼女がロンドンで金メダルを首にかけ、星条旗を肩から羽織ると確信していた。そして、その通りになった。<br><br>まだ17歳だった。<br><br>しかし、そこで夢の機関車は急停車してしまう。<br><br>彼女がやってのけたことは、1990年代を席捲したクリスティン・マーティンをはるかに凌駕することだったが、スポンサー契約を結ぶ企業は現れなかった。<br><br>「他の種目の女子選手たちがメダルも獲れていないのに雑誌の表紙を飾ったり、ナイキやアディダス、アンダーアーマーと契約した話を聞いて、どうして私じゃダメなの？」と呆然とした。<br><br>80年代前半までは注目されていたボクシングはとっくの昔に没落したから？女子ボクシングだから？クリスティーとは肌の色が違うから？<br><br>金メダルの報奨金5万ドルは家を借りて車を買うと無くなった。<br><br>それでも、シールズは動かなくなった機関車を力づくで再発進させる。<br><br>2016年のリオデジャネイロ。オランダのヌーシュカ・フォンティンを破ったシールズは笑顔を爆発させ、大きな体を軽々と側転させると星条旗を手にしてリングを駆け回った。<br><br>4年前に彼女を無視したブランドが契約を申し込んできた。アンダーアーマー、パワーエイド、ディックス・スポーティング…。<br><br>しかし、いくつかのCM撮影が終わると、また静かな日々に戻った。束の間の熱狂だった。<br><br>それでも、彼女は新しい機関車に薪をくべる。心を折ることはなかった。<br><br>プロに転向して天下を獲る。<br><br>「私より強い者などこの地球上にいない」。その自信はプロのリングでも証明された。<br><br>それなのに、ビッグファイトはアイルランドやプエルトリコ、メキシコなどボクシングのファンベースが強固な母国を持つケイティ・テイラーやアマンダ・セラノにもっていかれた。<br><br>米国人が米国で輝けないなんて、おかしくない？…肌の色のせい？時代が悪いの？<br><br>女子ボクシングの扱いに失望した彼女は2021年、オープンフィンガー・グローブをはめて総合格闘技へ。英国の大手スポーツチャンネル・スカイスポーツと契約、BOXXERプロモーションズのイベントに出場したが、そこで突きつけられたのは脇役、Bサイドだった。<br><br>そして、MMAで2試合（1勝1敗）をこなすと、1年でボクシングのリングに戻る。それでも、誰も彼女にスポットライトを向けなかった。<br><br>2024年11月、テキサス州アーリントン・AT&Tスタジアムでテーラーvsセラノのメガファイトを開催するとNetflixから発表された。巨大スタジアムでメインを張る、男子でもそんなことができるのは北米ではカネロ・アルバレスだけという興行規模だ。<br><br>ミシガン州フリントで生まれ育ったシールズはやりきれない思いに身を焦がし、ボクシングを習った一人の男に電話をかけた。<br><br>その男はS.O.G. (Son of God、神の子)と呼ばれ、無敗のまま引退したPFPキング、彼女のデビュー戦は、<a title="" target="_blank" href="https://boxrec.com/en/event/738145"><b>ラスベガス・Tモバイル-アリーナで彼がメインを務めたビッグファイト</b></a>のアンダーカードだった。<br><br><a title="" target="_blank" href="https://boxrec.com/en/box-pro/281958"><b><span style="font-size: 125%;">アンドレ・ウォード</span></b></a>だ。<br><br>「私はいつまで待てば大観衆の前で戦えるの？」。<br><br>恐竜のように強い〝T−Rex〟シールズが意気消沈しているなんてボクシングファンは信じられないかもしれないが、ウォードに連絡するときは決まってヘコんでいた。<br><br>このときもそうだった。<br><br><br>ウォードは彼女をThe GWOAT（史上最強の女）、 T-Rex（ティラノサウルス）と呼んだことはない。〝Ress〟とごく親しい友人だけが使う彼女のニックネームで語りかけた。<br><br><a target="_blank" title="IMG_4473" href="https://livedoor.blogimg.jp/tanuki_street/imgs/9/a/9a528e70.jpg"><img class="pict" hspace="5" alt="IMG_4473" border="0" height="647" width="480" src="https://livedoor.blogimg.jp/tanuki_street/imgs/9/a/9a528e70-s.jpg"></a><br>　<span style="color: rgb(255, 0, 0);">⬆︎<b>村田諒太の愛読書でもあります。</b></span><br><br><a href="https://livedoor.blogimg.jp/tanuki_street/imgs/0/8/08cf1f7d.png" title="スクリーンショット 2026-08-21 10.34.48" target="_blank"><img src="https://livedoor.blogimg.jp/tanuki_street/imgs/0/8/08cf1f7d-s.png" width="480" height="597" border="0" alt="スクリーンショット 2026-08-21 10.34.48" hspace="5" class="pict"></a><br><br><span style="color: rgb(0, 102, 51);"><span style="caret-color: rgb(72, 73, 74); font-family: Georgia, &quot;Times New Roman&quot;, Times, serif;"><b><i><span style="font-size: 125%;">"When a man finds that it's in his destiny to suffer, he will have to accept his suffering as his task. He will have to accept the fact that even in suffering he is unique and alone in the universe,"&nbsp;</span></i></b></span><br></span><br><span style="color: rgb(0, 102, 51);"><b><i>君は苦難に直面したとき、それを宿命として受け入れなければならない。どんなに大きな苦しみであろうとも、君はこの世界で唯一無二の存在としてそれに向き合うしかないのだ。</i></b><br></span><br><br>それは、ホロコースト生還者の精神科医・心理学者ヴィクトール・フランクルが著した体験記「夜と霧」の一説だった。<br><br>そして、優しく告げた。<span style="caret-color: rgb(72, 73, 74); color: rgb(72, 73, 74); font-family: Georgia, &quot;Times New Roman&quot;, Times, serif;"><i><b><span style="font-size: 125%;">"Your time will come."</span></b></i>　</span>と。<br><br>「彼女の時間」は予想以上に早くやってきた。<br><br>彼女の前に運命の男性、パプースが現れた。ウィンレコードの幹部でもあるパプースは2025年7月にフリーエージェントとなったシールズの代理人として、有力プロモーターのドミトリー・サリタと女子ボクシング史上最大の大型契約をまとめあげた。<br><br><span style="caret-color: rgb(72, 73, 74); color: rgb(72, 73, 74); font-family: Georgia, &quot;Times New Roman&quot;, Times, serif;"><b><i><span style="font-size: 125%;">She also announced a new goal: a $50 million payday for a single fight. Just like Floyd Mayweather.<br></span></i></b></span><br><br>契約金300万ドル、複数契約試合で最低保証800万ドル。右の脇腹にパプースの名前をタトゥーしたシールズは記者会見で「1試合で5000万ドル稼ぐ、そんなプロボクサーになる。メイウェザーのように」。<br><br>五輪で初めて金メダルを勝ち獲ってから14年、30歳になったシールズは女子ボクサーとしてはかつてないほどの名声を浴びている。<br><br>勝ち続けるその先に、何が起きるのかもわかってきた。<br><br>「マイケル・ジョーダン、レブロン・ジェームス、コービー・ブライアント…勝ち続けるとファンの中に興味深い欲求が芽生えてくるの。負けるところが見たいってね」。<br><br>「セリーナ・ウィリアムズをずっと応援してきた。でも、彼女が強さを見せつければ見せつけるほど人々は彼女の容姿を揶揄して、男みたいだとか猿みたいだとか、関係のないことで騒ぎたてていった。私にも同じようなことが起き始めてる」。<br><br>シールズは、SNSに溢れる自分を侮辱するコメントを冷静に見ることができた。<br><br>「誹謗中傷する奴らには笑っちゃう。それがボクシングに無関係なことで私の容姿や恋愛のことやら、尚更。そこまで私に興味があるの？って気持ち悪いときもあるけど、嫌いなら無視したらいいだけなのに彼らにとって無視できないものを感じてしまってるってことでしょう。面白いじゃない」。<br><br><iframe height="315" width="560" src="https://www.youtube.com/embed/LIhwJlYP1qk?feature=oembed" allowfullscreen="" frameborder="0" style="vertical-align:top;"></iframe><br><br>クラレッサ・マリア・シールズは4つの逆風に晒され続けてきた。<br><br>女性であること、黒い肌を持つこと、ボクシング界が没落していること、そして強すぎること。<br><br>しかし、勝ち続けること、強さを見せ続けることで、全てがひっくり返ろうとしている。<br><br>女性であること、黒い肌を持つこと、ボクシング界が没落していること、そして強すぎること…これら4つ全てがいまや彼女のストロングポイントに変わった。<br><br><br>カネロ・アルバレスが誰に渡して良いのか狼狽えている、火が消えかけたスターのトーチはもしかしたらシールズに渡されているのかもしれない。<br><br>ずいぶん頼りなくなったその炎を再び燃え上がらせるのは、並大抵のことじゃない。なにしろ、彼女は4つも十字架を背負っているのだ。<br><br>女性であること、黒い肌を持つこと、ボクシング界が没落していること、そして強すぎること・・・<br><br><br><br><br><br><br><br><br><br>]]>
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<item rdf:about="https://fushiananome.superknova.org/archives/40151502.html">
<title>【今年の冬は滅法熱いぜ！】Called a traitor〜裏切り者の名を受けて。④</title>
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<description>男やなくて、女やけどな。
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<dc:creator>tanuki_street</dc:creator>
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<content:encoded><![CDATA[男やなくて、女やけどな。<br /><br /><iframe  src="https://richlink.blogsys.jp/embed/ee509c6a-c16e-3e08-8fa6-8bf1a9562e13" style="height: 120px; width: 580px; max-width: 100%; vertical-align:top;" scrolling="no" frameborder="0"></iframe>
<br />]]>
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<item rdf:about="https://fushiananome.superknova.org/archives/40149626.html">
<title>【今年の冬は滅法熱いぜ！】Called a traitor〜裏切り者の名を受けて。③</title>
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<description>ミラノ・コルティナ五輪フリースタイルスキー女子で金メダル1個、銀メダル2個を獲得したEileen Gu（谷愛凌）を巡る騒動がおさまりません。米国生まれ・米国育ち、米国住まいながら五輪には中国籍で出場したアイリーン・グー。日本では「誰、それ？」程度の知名度かもしれませ...</description>
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<dc:subject>Styles Make Fights</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<div>ミラノ・コルティナ五輪フリースタイルスキー女子で金メダル1個、銀メダル2個を獲得した<a  href="https://www.fis-ski.com/DB/general/athlete-biography.html?sectorcode=fs&amp;competitorid=226193&amp;type=result" target="_blank" title=""><b><span  style="font-size: 125%;">Eileen Gu（谷愛凌）</span></b></a>を巡る騒動がおさまりません。<br /><br />米国生まれ・米国育ち、米国住まいながら五輪には中国籍で出場したアイリーン・グー。日本では「誰、それ？」程度の知名度かもしれませんが、欧米スポーツシーンでは最も有名なアスリートの1人です。<br /><br /><a  href="https://livedoor.blogimg.jp/tanuki_street/imgs/4/d/4d4c59b3.png" title="スクリーンショット 2026-03-01 7.54.42" target="_blank"><img  src="https://livedoor.blogimg.jp/tanuki_street/imgs/4/d/4d4c59b3-s.png" width="480" height="651" border="0" alt="スクリーンショット 2026-03-01 7.54.42" hspace="5" class="pict"></a><br /><br /><br /><b  style="color: rgb(0, 0, 255); caret-color: rgb(8, 0, 0); font-family: ToppanBunkyuMidashiMinchoStdN-ExtraBold; font-size: 36px;"><i>Called a traitor</i></b><br  style="caret-color: rgb(0, 0, 255); color: rgb(0, 0, 255); font-family: Helvetica, Verdana, sans-serif; font-size: 14px;"><b  style="caret-color: rgb(0, 0, 255); color: rgb(0, 0, 255); font-family: Helvetica, Verdana, sans-serif;"><span  style="font-size: 125%;">〜裏切り者の名を受けて。</span></b></div><br /><div>先週、共和党のアンディ・オグルス議員が「外国の敵対勢力と協力する米国人は、我が国を裏切っただけでなく、その行為から得られる利益を剥奪されるべき。私はアイリーン・グーのようなアスリートが稼いだ収入100％全てをIRS（合衆国内国歳入庁）に没収させる法案を提案している」と主張しました。<br /><br /><div><span  style="font-family: &quot;Hiragino Mincho ProN&quot;;"><b><span  style="font-style: italic; font-size: large; letter-spacing: -0.25px;">Any American who works with a foreign adversary has not only betrayed our country, but must be stripped of all benefits from doing so. That is why I am ensuring that the IRS takes every dollar earned by athletes like Eileen Gu,"&nbsp;</span><br /><br /><span  style="letter-spacing: -0.25px;">Andy Ogles Bill Takes Aim At Eileen Gu〜</span></b></span>「アイリーン・グー以外にも対象となりそうなアスリートはいるのか？」と聞かれて、オグルスが言葉に窮したように、この実現知るわけのない法案が22歳のフリースタイルスキーヤーだけを標的にしたものであることは明らか。<br /><br />また「外国の敵対勢と協力する米国人」の定義については「米国市民だけでなくグリーンカード保持者も対象に、五輪などの国際大会に対象となる外国の代表として出場した場合」というぼんやりしたこと以上は答えることができませんでした。<br /><br />WBCに出場するキューバやベネズエラ、メキシコは敵対国ではないのでしょうか？<br /><br />フォーブス誌はグーが2025年度に手にした競技で獲得した賞金とスポンサー広告収入を合わせて2,300万ドル（約36億円）に達すると報道、グーへの逆風が強まりました。<br /><br />しかし、このお金がグーの中国の口座に振り込まれているわけもなく、彼女は米国で稼ぎ、米国で消費しているのです。彼女に対して、北京体育局は100万ドル単位の支援をしていますが、これも彼女の米国口座にドルで振り込まれ、彼女は米国で使っているのです。<br /><br /></div><div>アイリーン・グーを介して米中の貿易収支を見た場合、中国が一方的に赤字の負担を抱えているのは明らか。<br /><br />それどころか、米国でティファニーやルイ・ヴィトン、フェンディなどの広告塔となり、ほぼ全ての主要ファッション誌の表紙を飾っているスタンフォード大学に通う22歳の〝中国人〟は、共産党にとって非常に複雑で対応の難しい存在であることも間違いありません。<br /><br /><b  style="caret-color: rgb(8, 0, 0); color: rgb(8, 0, 0); font-family: ToppanBunkyuMidashiMinchoStdN-ExtraBold;"><i><span  style="font-size: 21px;">Who knows, maybe she's an American plant. </span>~（</i></b><b  style="caret-color: rgb(8, 0, 0); color: rgb(8, 0, 0); font-family: Helvetica, Verdana, sans-serif;">彼女が中国のスパイ？彼女がやっていることを考えると）どう見ても米国の対中工作員だろう。</b><span  style="caret-color: rgb(8, 0, 0); color: rgb(8, 0, 0); font-family: Helvetica, Verdana, sans-serif;">…ESPNがそう例えて、グーへのバッシングを笑って見せたのは的確な指摘でした。</span><br /><br />さらに、米中の〝問題児〟が2003年9月3日に谷が米カリフォルニア州サンフランシスコにあるカリフォルニア・パシフィック・メディカルセンターで誕生したときの出生証明書には母親ヤン・グーの名前だけが記載されており、父親の欄は空白だったことも明るみにされました。<br /><br />グーが中国籍を選んだのは仕方がなかったのではないか？という見方もある中で、父親が米国人であることはすでに確認されていることから、五輪には米国代表として出場する資格を有していたにもかかわらず、グーが米国を捨てて中国を選んだことに変わりはないという主張の方が大きな声となっています。<br /><br />現実には、どちらの国籍も選べる立場にあったのだと思います。<br /><br />ところが、中国は二重国籍を認めていません。そして、グーが米国籍を放棄していないのも間違いありません。<br /><br /><br /><br />アイリーン・グー、谷愛凌は、米国の体制から苛烈に敵対視された米国人という点で、モハメド・アリに並びます。<br /><br />性別も肌の色も違いますが、2人は五輪の金メダリストという共通項も持っています。<br /><br />そして、米国から激しくバッシングを受けながらも、巨大な重圧に押しつぶされることなく結果を残し続けているという鋼鉄のメンタルでも2人は共有しているのです。<br /></div><br /><br /></div>]]>
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<item rdf:about="https://fushiananome.superknova.org/archives/40127789.html">
<title>The Greatest〜Chapter【０】</title>
https://fushiananome.superknova.org/archives/40127789.html</link>
<description>私が米国のボクシングに夢中になる、その少し前の時代。とんでもない人が、いた。</description>
<dc:creator>tanuki_street</dc:creator>
<dc:date>2026-02-21T22:25:27+09:00</dc:date>
<dc:subject>Styles Make Fights</dc:subject>
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</item>
<item rdf:about="https://fushiananome.superknova.org/archives/40126121.html">
<title>【今年の冬は滅法熱いぜ！】Called a traitor〜裏切り者の名を受けて。②</title>
https://fushiananome.superknova.org/archives/40126121.html</link>
<description>ESPNの特集記事から離れて、新華社通信の記事をご紹介。冬奥会｜夺银被问丢金，谷爱凌回击外媒“很荒谬”ビッグエア決勝後の記者会見。（米国で非難の的となっている）アイリーン・グーに、ある外国人記者が「不当な採点だ」という不満の言葉を引き出そうと「銀メダルを2個獲...</description>
<dc:creator>tanuki_street</dc:creator>
<dc:date>2026-02-21T14:18:19+09:00</dc:date>
<dc:subject>Styles Make Fights</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[ESPNの特集記事から離れて、新華社通信の記事をご紹介。<br /><br /><span  style="font-size: 125%;"><span  style="font-weight: 700; text-align: center; font-family: &quot;PingFang SC&quot;, XHW-pzh, &quot;Lantinghei SC&quot;, &quot;Helvetica Neue&quot;, Helvetica, Arial, &quot;Microsoft YaHei&quot;, 微软雅黑, STHeitiSC-Light, simsun, 宋体, &quot;WenQuanYi Zen Hei&quot;, &quot;WenQuanYi Micro Hei&quot;, sans-serif;">冬奥会｜夺银被问丢金，谷爱凌回击外媒“很荒谬”</span><br /></span><br />ビッグエア決勝後の記者会見。（米国で非難の的となっている）アイリーン・グーに、ある外国人記者が「不当な採点だ」という不満の言葉を引き出そうと「銀メダルを2個獲得したと感じてるか？それとも、金メダルを2個奪われたと感じているのか？」と質問した。<br /><br />浅はかな欧米の記者の挑発に乗るには聡明すぎる22歳は、質問に隠された意図を簡単に読み取った。「それは馬鹿げた質問。私は最も成功したフリースタイルのスキーヤーで、（4年ぶりのビッグエアに）全力を尽くした。そこに満足しているし、メダルの色は関係ない」。<br /><br /><iframe  height="315" width="560" src="https://www.youtube.com/embed/CAhmzgTSBTI?feature=oembed" allowfullscreen="" frameborder="0" style="vertical-align:top;" allowfullscreen></iframe><br /><br /><br />さて、ESPNとタイム誌の特集に戻りましょう。<br /><br /><span  style="color: rgb(0, 0, 255);"><b  style="caret-color: rgb(8, 0, 0); font-family: ToppanBunkyuMidashiMinchoStdN-ExtraBold; font-size: 36px;"><i>Called a traitor</i></b><br /><b>〜裏切り者の名を受けて。</b></span><br /><br /><br />＊＊＊＊＊＊<br /><br />国籍の問題はどんな場合でも微妙で繊細な問題だが、移民の国である米国では珍しいものではない。<br /><br />米国代表チームにはカナダ代表として3度の五輪出場経験があるボブスレー選手や、ウクライナとカナダ出身のアイスダンスチームなど、多数の〝異邦人〟が所属している。<br /><br />男子サッカーの米国代表では、外国出身の二重国籍の選手を積極的に迎えている。<br /><br />女子フィギュアスケート金メダリストのアリサ・リウや、スノーボード女子ハーフタイプのクロエ・キムは、グーと同じくアジア系移民の血を引くカリフォルニア生まれの選手だが、米国代表として戦っている。<br /><br />「米国で生まれたから、米国で充足した環境に恵まれたから活躍できた彼らが星条旗を誇りに戦うのは当たり前で、それが彼らのあるべき姿。他の選択はありえない」という意見には、グーに対する強烈な憎悪も含まれている。<br /><br />グーが中国の人権問題について一言も語らないことをあげて、彼女を「悪」だと断言する人もいる。<br /><br />五輪開幕前、グーはタイム誌のインタビューに「米国には米国の代表がいる。米国には女性のスター選手がたくさんいる。でも、そうじゃない国もある。もし、そんな国の若い女性に勇気を与える方法があって、私にそれが出来るなら、素敵なことだと思いませんか？」と答えた。<br /><br /><br />米国の恩恵を受けて莫大なカネと名声を手にした彼女は、中国共産党の手先…。<br /><br />しかし、彼女がタイム誌に語った（母国の）若い女性たちのロールモデルになりたいという思いは、共産党の思惑から逸脱したとんでもない危険思想につながる。<br /><br />米国で教育を受け、西洋文化の学問とファッションとスポーツを極めるグーの生き方に、中国に住む多くの若者たちが憧れてしまうとしたら？<br /><br />彼女は中国の国民的英雄になってしまったから、共産党は彼女を否定できない。そして、中国からの支援は、米国に居住するアイリーン・グーの銀行口座に振り込まれているのだ。<br /><br />そして、グーはそれを米国で自分の成長のために使う。<br /><br />米国や、グーを起用している国際企業は彼女のおかげで儲かっている。欧米のメディアも彼女のおかげで潤っている。<br /><br />彼女は米国を利用する共産党の手先？<br /><br />量子物理学的に事実関係を整理したら、そんな発想が出てくる前に、次の仮説の方が有力だろう。<br /><br /><b  style="font-family: ToppanBunkyuMidashiMinchoStdN-ExtraBold;"><i><span  style="font-size: 150%;">Who knows, maybe she's an American plant. ~</span></i></b><b>彼女は米国の対中工作員だ。</b><br /><br />新華社通信の報道が抑制されているのを見るまでもなく、中国はアイリーン・グーをさらなる英雄に祭り上げることには消極的だ。<br /><br />それこそ、中国の方がアイリーン・グーのことを米国が作り上げた完全無欠の対中工作員だと疑ってるかもしれない。<br /><br /><br /><br /><br />「アイリーン・グー、それとも谷愛凌？あなたは共産党のスパイなのか？米国のスパイか？あるいはダブル・スパイか？」。<br /><br />今のタイミングなら、彼女は「五輪が終わったら大学のフォーマル・パーティーと量子物理学の期末試験で忙しい。少し落ち着いて、気が向いたらその空想話に付き合ってもいいけど、ずっと忙しいし、気が向くこともなさそうだから、謝っておくね」と笑うだろう。<br /><br /><br />アメリカは自由の国だ。自由を認める国だ。そして、努力と才能によって手に入れた成功を全面的に評価する国だ。<br /><br /><br /><b  style="font-family: ToppanBunkyuMidashiMinchoStdN-ExtraBold;"><i><span  style="font-size: 150%;">Eileen Gu's all-American choice to ski for China</span></i></b><br /><br /><br />その意味で、アイリーン・グーが中国代表を選択したことは、まさしくこれぞアメリカ人！というものだった。<br /><br />]]>
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</item>
<item rdf:about="https://fushiananome.superknova.org/archives/40122844.html">
<title>【今年の冬は滅法熱いぜ！】Called a traitor〜裏切り者の名を受けて。①</title>
https://fushiananome.superknova.org/archives/40122844.html</link>
<description>Called a traitor〜裏切り者の名を受けて。彼女は、SAT（米国の高校生を対象にした1600点満点の共通テスト）で1560点をマークしてスタンフォード大学に進学、量子物理学に熱中しながら国際関係学も専攻している。&quot;What I really love about quantum physics, [is] it's very ...</description>
<dc:creator>tanuki_street</dc:creator>
<dc:date>2026-02-21T10:03:39+09:00</dc:date>
<dc:subject>Styles Make Fights</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<a  href="https://livedoor.blogimg.jp/tanuki_street/imgs/f/7/f7a08d02.png" title="スクリーンショット 2026-02-21 8.54.56" target="_blank"><img  src="https://livedoor.blogimg.jp/tanuki_street/imgs/f/7/f7a08d02-s.png" width="480" height="276" border="0" alt="スクリーンショット 2026-02-21 8.54.56" hspace="5" class="pict"></a><br /><br /><span  style="color: rgb(0, 0, 255);"><b  style="caret-color: rgb(8, 0, 0); font-family: ToppanBunkyuMidashiMinchoStdN-ExtraBold; font-size: 36px;"><i>Called a traitor</i></b><br /><b>〜裏切り者の名を受けて。</b></span><br /><br /><br />彼女は、SAT（米国の高校生を対象にした1600点満点の共通テスト）で1560点をマークしてスタンフォード大学に進学、量子物理学に熱中しながら国際関係学も専攻している。<br /><br /><br /><span  style="font-weight: bold; font-family: ToppanBunkyuMidashiMinchoStdN-ExtraBold;"><i><span  style="font-size: 150%;">"What I really love about quantum physics,</span><span  style="font-size: 125%;"> [is]</span><span  style="font-size: 150%;"> it's very conceptual and makes you question the nature of reality."</span></i></span><br /><br /><b>私が量子物理学をこよなく愛する理由は、とにかく筋道が立っていて、物事の本質を考えさせてくれるから。</b><br /><br /><br />世の中というやつは、全く不公平で、彼女は頭脳明晰なだけでなく、22歳の現在までにティファニーなどの企業と契約し、その美貌からヴォーグ誌などのファッション誌の表紙も飾ってきた。<br /><br />明晰な頭脳と美貌と若さ。<br /><br />それだけでも、嫉妬深い人たちの攻撃材料になるのは十分なのに、彼女はトップアスリートという4つ目の才能まで持っている。<br /><br />SATで1560点を叩き出しながら、ダブルコーク1620を決めてアルプスの空を飛ぶことまでやってのけるのだ。<br /><br />天は彼女に、二物どころか四物を与えた。<br /><br />そして、彼女は暗愚な人々が妬み、攻撃する5つ目の強烈な材料まで持っていた。<br /><br />米国生まれ、米国育ちの米国人アイリーン・グーは15歳で中国国籍も選択した、谷愛凌でもあったのだ。<br /><br />米国の単細胞たちは声を合わせて中国の英雄を激しく非難し続けている。<br /><br /><br /><br /><span  style="text-wrap-mode: wrap; background-color: rgb(255, 255, 255);">ミラノ・コルティナ五輪期間中には、トランプ政権への擦り寄りを鮮明にしているFOX Newsで</span><span  style="background-color: rgb(255, 255, 255); color: rgb(51, 51, 51); font-family: -apple-system-subset, Helvetica, &quot;Hiragino Kaku Gothic ProN&quot;, sans-serif;"><span  style="white-space-collapse: preserve;">J.D.バンス副大統領が「米国で生まれ育ち、この国の教育制度や自由と権利の恩恵を受けてきた人間なのだから、米国代表として競技に参加すべき。それが常識だ」と発言、グーに対する批判がさらに燃え盛った。<br /><br /></span><br /><br /><span  style="white-space-collapse: preserve;">「北京体育局から過去3年間だけで1400万ドルの支援を受け、巨大市場を抱える中国の国籍をもつことで自身の商品価値を高めることに成功している」</span><br /><br /><span  style="white-space-collapse: preserve;">「フォーブス誌によると、グーは2025年だけで女性アスリートで世界4位に相当する2310万ドルを荒稼ぎ」。<br /><br /></span>「偉大な米国の手厚い〝教育と福利厚生〟を利用しながら、五輪を舞台に星条旗ではなく中国国旗を振り回し、中国でセンセーションを巻き起こしている裏切り者を許すな」。<br /><br /><br /><br /><br />＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br /><br /><br /></span>ESPNから「Eileen Gu's all-American choice to ski for China」。<br /><br /><br />普通に考えたら、それこそ量子物理学的に筋道を整理することができたなら、どんなバカでも本当のことが見えてくるのに、どうしてそれができない人がいるのでしょうか？<br /><br />彼らは何も考えずに妬み、成功した誰かを攻撃することに快感を覚える、正真正銘のクズたちです。<br /><br />]]>
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<item rdf:about="https://fushiananome.superknova.org/archives/40114430.html">
<title>舞台装置と演出効果、そして塞翁の声〜たとえスポットライトが落ちたとしても。　　</title>
https://fushiananome.superknova.org/archives/40114430.html</link>
<description>どうして私たちは、トップアスリートたちの激突に惹きつけられるのでしょうか？長い歳月を重ねて自己研鑽を続けた超人たちが、白黒つける瞬間を見たいからです。そう、単純にいうと白黒ですが、それはいっときの勝敗だけを指しているわけではありません。これがハリウッド映...</description>
<dc:creator>tanuki_street</dc:creator>
<dc:date>2026-02-17T21:05:00+09:00</dc:date>
<dc:subject>Styles Make Fights</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[どうして私たちは、トップアスリートたちの激突に惹きつけられるのでしょうか？<br><br>長い歳月を重ねて自己研鑽を続けた超人たちが、白黒つける瞬間を見たいからです。<br><br>そう、単純にいうと白黒ですが、それはいっときの勝敗だけを指しているわけではありません。<br><br>これがハリウッド映画なら安心して見ていられますが、スポーツの世界に台本は用意されていません。<br><br>勝利の歓喜と、敗北の絶望は、スーパースターにもダークホースにも平等ではなく、残酷に分配されます。<br><br>おそらく、私たちはトップアスリートの素晴らしいパフォーマンスと同じくらいに、この残酷さも見てみたい、そんな欲求も心の奥底にしまっています。<br><br>そして、映画や音楽、文学や学問と同じように、スポーツの世界もまた、物語を抱え込んでいます。<br><br>特にオリンピックともなると、今日一軍に上がったばかりの選手がヒーローインタビューを受けているなんてことは、起きません。<br><br>オリンピックではその意味で本当のシンデレラ・ストーリーなどあり得ないのです。<br><br>そこには、例外なく長い物語が横たわっています。<br><br><br><br>高梨沙羅も、近藤心音も、、<span style="font-size: 16px;">三浦璃来／木原龍一ペアも、フォルティウスも台本の無い物語を紡ぎながら、この舞台に辿り着きました。</span><br><br>彼らに、その場限りの非難を口にする、書き込むような、スポーツを物語として見れない人は可哀想です。<br><br>酒場や個人ブログではなく、匿名で直接書き込むというのは可哀想を通り越して卑怯ですが。<br><br><br><br>彼らにとっての逆境は、演出効果を高めるための舞台装置にすぎません。<br><br>もちろん、舞台装置が物語に沿って作動しないこともあるでしょう。<br><br>それどころか、作動しないまま、逆境の泥沼に沈んでしまうことの方が圧倒的に多いのか現実です。<br><br>しかし、よくよく考えればしょっちゅう発動する舞台装置なんて大した演出効果を期待できません。<br><br><br><br><br>ーーーそして、舞台装置が動かないまま、逆境の泥沼に沈んだアスリートが見るのは地獄だけではありません。<br><br>あれほどちやほやしてきた人たちが潮が引くようにいなくなる中て、彼らは本当に大切な人が誰なのかをはっきり見えることになります。<br><br>それは、大谷翔平にはまだ見えない人生で最も大切なことの一つかもしれません。<br><br><br><a target="_blank" title="スクリーンショット 2026-02-17 23.27.32" href="https://livedoor.blogimg.jp/tanuki_street/imgs/e/f/ef1e38e5.png"><img class="pict" hspace="5" alt="スクリーンショット 2026-02-17 23.27.32" border="0" height="398" width="480" src="https://livedoor.blogimg.jp/tanuki_street/imgs/e/f/ef1e38e5-s.png"></a><br><br>しかし、ミラノ・コルティナ、面白すぎる！<br><br>]]>
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</item>
<item rdf:about="https://fushiananome.superknova.org/archives/39977036.html">
<title>【カットマン！】OF MICE AND (CUT)MEN〜The Mysterious Art of Stopping Blood Flow【処方箋の録】</title>
https://fushiananome.superknova.org/archives/39977036.html</link>
<description>リング誌2月号「FIGHT DOCTOR」に補足・修正。A CUT ABOVE〜ワンランク上（のカットマンは何が違うのか）筆者はVADAのファウンダー、マーガレット・グッドマン博士。ボクシングの試合でカットは付きものといっても良いが、試合を止めるほど危険な状態なのかを判断するのは難...</description>
<dc:creator>tanuki_street</dc:creator>
<dc:date>2026-01-12T13:16:00+09:00</dc:date>
<dc:subject>Styles Make Fights</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[リング誌2月号「FIGHT DOCTOR」に補足・修正。<br><br><b>A CUT ABOVE〜ワンランク上（のカットマンは何が違うのか）</b><br><br><a target="_blank" title="IMG_7197" href="https://livedoor.blogimg.jp/tanuki_street/imgs/0/1/012f7c4e.jpg"><img class="pict" hspace="5" alt="IMG_7197" border="0" height="300" width="480" src="https://livedoor.blogimg.jp/tanuki_street/imgs/0/1/012f7c4e-s.jpg"></a><br><br><b><span style="color: rgb(255, 0, 0);">筆者はVADAのファウンダー、マーガレット・グッドマン博士。</span></b><br><br><br>ボクシングの試合でカットは付きものといっても良いが、試合を止めるほど危険な状態なのかを判断するのは難しい。<br><br>出血や腫れを抑える技術がカットマンによって大きな差があるのはご存知の通り。<br><br>コネチカット州の格闘技を統括するボクシング委員会で主任のリングドクターをつとめるマイケル・シュワルツ博士は30年近くもこの仕事に携わってきた。<br><br>「どこをどれだけカットしたのか？それは非常に重要だ。目の上をカットして出血してしまうと視界が妨げられ、適切な防御がとれない。カットが深すぎると、治癒してもまたカットしやすくなることもある。鼻の側面、内側をカットし大量出血した場合は、骨折の疑いがあり注意が必要だ。額や頭皮のカット（多くの場合はバッティングによって引き起こされる）は血管を傷つけていなければ、骨まで届く深いカットでない限り危険ではない。<br><br>リングドクターはカットがファイターの防御能力に影響しない限り、試合を止めるべきではないと考える。<br><br>試合中にコーナーが使用を許される化学物質は「ワセリン」と総称される、アドレナリン（エピネフリン）濃度1/1000、アビテン、トロンビンの三つだけ。<br><br>アドレナリンは血管を収縮させ出血を軽減する働きがある。コラーゲンで構成されるアビテンには、血小板を活性化させ、短い時間で血栓を作る。トロンビンは出血を遅らせる効果がある局所酵素。<br><br><iframe height="315" width="560" src="https://www.youtube.com/embed/4tfrMM8DF1s?feature=oembed" allowfullscreen="" frameborder="0" style="vertical-align:top;"></iframe><br><br>今年、殿堂入りを果たすカットマンとして有名なトレーナー、<a title="" target="_blank" href="https://boxrec.com/wiki/index.php/Russ_Anber"><b>ラス・アンバー</b></a>はオレクサンデル・ウシクやワシル・ロマチェンコ、デオンティ・ワイルダー、ジャン・パスカル、チャド・ドーソンらのコーナーを守ってきた。<br><br>アンバーは語る。「カットマンには、60秒の時間しか与えられない。そこで何をするのが効果的かを冷静に、そして瞬時に判断しなければならないのだ。私が使うのはアドレナリン1/1000だけ。アビテンやトロンビンと使い分けるカットマンがいるが、選択肢が増えることは迷いにつながる」。<br><br>さらに、64歳のカナダ人のカットマンは綿棒を自分で作っている。小さな綿棒で何度も塗るのは時間のロスだけでなく、傷口をさらに痛めかねない。<br><br>「市販の綿棒は小さすぎる。大きな傷口にもフィット、より多くのアドレナリンを塗布できるように心がけている。傷口を乾燥させ、圧迫し、それから塗布する」。<br><br>「凝固効果は数分で現れるが、その間に対戦相手から追撃を受けると事態は変わってしまう。賢いファイターは、コーナーマンの意図を読み取ってくれるが『カットしたから止められる前に総攻撃を仕掛けなければならない』と打撃戦に突っ込んでいくファイターには困ってしまう」。<br><br>「十分な環境が用意されないクラブファイターはカットマンを雇う余裕がなく、コーナーは綿棒しか持っていない1人だけということもある。これは非常に危険な事態だ」。<br><br>「リヤドシーズンのイベントでは、使い捨てのアドレナリンボトルが用意されている。コストはかかるが入手しやすく、同じボトルを複数のファイターで使い回すことで引き起こされる感染リスクも回避できる。<br><br>使い捨てボトルはニューヨーク州アスレティック・コミッションなども義務付けており、資金力のある州から徐々に広がりを見せている。<br><br>カリフォルニア州アスレティック・コミッションの主任医師ポール・ウォレス博士は「1％ルール」を推奨。カットを1日あたり1％、100日計画で治癒するプログラムだ。<br><br>皮膚が治療に耐えられるだけの伸縮強度を取り戻してから施術を進めるのだ。<br><br>「止血」「炎症」「増殖（新しい組織で再構築される）」「成熟（裂傷箇所の組織が強化される）」という4つの段階を踏んで治療は完結する。<br><br>新しい血管が形成される時期は最も大切で、この時期に焦って練習をして再びカットしてしまうのは最悪の事態。いわゆる「カットが癖になる」皮膚のまま、完治しない危険を孕む。<br><br>もちろん「100日」というのは一つの目安に過ぎない。<br><br>カットの程度だけでなく、加齢に伴う皮膚の状態、遺伝や解剖学的な身体構造、過去のカット経験、高血圧や糖尿病などの既往症…様々な個体差を考慮、さらにそれぞれの段階での回復具合を見ながら慎重に進める必要がある。<br><br>また、一部で誤解されているが、アスピリンやモトリン、アリーブ、などの抗炎症薬は試合直前に服用すると出血を悪化させる危険がある。<br><br>禁止物質のアナボリックステロイドなどパフォーマンス向上薬、アルコールも出血や顔面の腫れを助長する。<br><br>そして、どんなことにも共通しているが、最も大事なことは予防だ。<br><br>健康的な食生活を普段から心がけること。十分な栄養を摂取すること。<br><br>過酷な減量で痩せ衰えた肉体で試合前日に秤に乗り、たった10時間ちょっとで一気に水分を取り戻す、それは目の前の試合への帳尻合わせでしかない。<br><br><br><br><br><br>]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="https://fushiananome.superknova.org/archives/39491401.html">
<title>風はどこから吹くの…？〜燃えたぎる後楽園ホールの拳、水道橋の青春。②</title>
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<description>グッシー・ナザロフ…いやさ、オルズベック・ナザロフが人気階級でどれほど強いファイターだったのかは、ここでは別の話。このキルギスの拳の嵐に曝されながらも、OPBFライト級王者の大友巌は12ラウンド36分間を、一度も倒れることなく立ち続けました。大友は1984年7月6日に...</description>
<dc:creator>tanuki_street</dc:creator>
<dc:date>2025-10-19T18:14:00+09:00</dc:date>
<dc:subject>Styles Make Fights</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[グッシー・ナザロフ…いやさ、オルズベック・ナザロフが人気階級でどれほど強いファイターだったのかは、ここでは別の話。<br><br>このキルギスの拳の嵐に曝されながらも、OPBFライト級王者の<a style="font-weight: bold;" title="" target="_blank" href="https://boxrec.com/en/box-pro/4511">大友巌</a>は12ラウンド36分間を、一度も倒れることなく立ち続けました。<br><br><br>大友は1984年7月6日にプロデビュー。2戦目で敗北を喫してしまいますが、持ち前のタフネスと強打で、そこから1引き分けを挟んで9連勝（8KO）をマーク。<br><br>そして1987年1月22日、シャイアン山本を9ラウンドでストップして奪った日本ライト級タイトルは9連続防衛。1989年6月19日には朴奉春をKOしてOPBFライト級王者に。<br><br>しかし、大友は日本から東洋へと単純にステップアップしたわけではありませんでした。<br><br>OPBF王座を獲得する4ヶ月前、2月13日に日本王座を追われているのです。<br><br>9度の防衛戦のうち7度をKOで片付けている大友を王座から引き摺り下ろしたのは<a href="https://boxrec.com/en/box-pro/133369" target="_blank" title=""><b><span style="font-size: 125%;">五代登</span></b></a>。<br><br>圧倒的不利と見られた五代は強打の大友と真っ向から撃ち合い、2−1で10ラウンド判定勝ちを手繰り寄せました。<br><br>五代はフェザー級、ジュニアライト級に続く、史上初の日本タイトル3階級制覇を達成。<br><br><a href="https://livedoor.blogimg.jp/tanuki_street/imgs/3/9/39f83246.jpg" title="IMG_3325" target="_blank"><img src="https://livedoor.blogimg.jp/tanuki_street/imgs/3/9/39f83246-s.jpg" width="480" height="697" border="0" alt="IMG_3325" hspace="5" class="pict"></a><br><br><b><span style="color: rgb(0, 51, 255);">勝利を告げられて拳を突き上げる五代。トーア・ファイティングボクシングジムの原田政彦会長も両手を挙げて拍手。<br></span></b><br><br>…「五代登が日本タイトル3階級制覇」。その表現は正確ではないのかもしれません。<br><br>まず、タイトルを獲ったのはフェザー級が田中敏之、ジュニアライト級が田中健友、そしてライト級を獲ったのが五代登でした。<br><br><br>人が名前を変える理由は、必ず生まれ変わると強く意識したからです。<br><br>その意味で、この男は3度生まれ変わったことになります。<br><br>本名の田中敏之で1977年にヨネクラジムからプロデビュー。1982年、抜群のボクシングセンスで桑原邦吉と争った日本フェザー級王者決定戦を勝ち抜きました。<br><br>しかし翌年、天才肌にありがちな放蕩な生活もあって来馬英二郎に敗れて初防衛戦に失敗。<br><br>米倉健司会長の「健」と、後援会からのサポートを意味する「友」をもらって田中健友として再出発。<br><br>空位の日本ジュニアライト級王者決定戦を藤本将吉に勝利、二つ目のタイトルを手にしました。<br><br>しかし、彼はまたしても周囲の期待を裏切ってしまいます。<br><br>2度目の防衛戦でウルフ佐藤にKO負け、タイトルを手放してしまったのはしかたがないにせよ、1987年1月20日、覚醒剤取締法違反で逮捕されるのです。<br><br>日本ボクシングコミッションは6か月間の出場停止処分を決定。執行猶予が付いたとはいえ、私生活の乱れからたびたびブランクを作ってきた田中のボクシング人生は今度こそ終わったと思われました。<br><br>それでも、トーア・ファイティングボクシングジムへ移籍、五代登としてリング復帰。<br><br>3度目の心機一転で、彼は名前だけではなく、スタイリッシュなボクシングまで捨てました。<br><br>打撃戦を上等とするファイターに変身した男は、3階級目で初めて決定戦ではない、9連続防衛中の強打のチャンピオンに挑み勝利を掴み獲ったのでした。<br><br><br><br><br><br>ーーーそして。田中健友の時代に〝天才対決〟で五代登が敗れたのが、古口哲。<br><br>物語はまだまだ続きます。<br><br>]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="https://fushiananome.superknova.org/archives/39457690.html">
<title>風はどこから吹くの…？〜燃えたぎる後楽園ホールの拳、水道橋の青春。①</title>
https://fushiananome.superknova.org/archives/39457690.html</link>
<description>1992年5月11日、私は後楽園ホールのリングサイド席にいました。メインイベントは東洋太平洋ライト級タイトルマッチ。王者の大友巌はこれが6度目の防衛戦。5度連続防衛しているとはいえ、その内容は2勝3分。2つの勝利は一つがKOでしたが、もう一つはスプリットデジション。け...</description>
<dc:creator>tanuki_street</dc:creator>
<dc:date>2025-10-18T00:31:00+09:00</dc:date>
<dc:subject>Styles Make Fights</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[1992年5月11日、私は後楽園ホールのリングサイド席にいました。<br><br>メインイベントは東洋太平洋ライト級タイトルマッチ。<br><br>王者の<a href="https://boxrec.com/en/box-pro/133369" target="_blank" title=""><b><span style="font-size: 125%;">大友巌</span></b></a><b></b>はこれが6度目の防衛戦。5度連続防衛しているとはいえ、その内容は2勝3分。2つの勝利は一つがKOでしたが、もう一つはスプリットデジション。<br><br>けして安定した政権とは言えませんでしたが、6度目の防衛戦が絶望的な目で見られてたのは全く別の理由からでした。<br><br><a href="https://livedoor.blogimg.jp/tanuki_street/imgs/6/5/654ad2db.jpg" title="IMG_3371" target="_blank"><img src="https://livedoor.blogimg.jp/tanuki_street/imgs/6/5/654ad2db-s.jpg" width="480" height="360" border="0" alt="IMG_3371" hspace="5" class="pict"></a><br><br>大友の前に立ち塞がった挑戦者が、グッシー・ナザロフだったからです。<br><br>試合後、ジムの大川寛会長が「3回までという（大友との）約束だったが、これが最後と思ってラストまでやらせた」と公言したように、大友は王者にもかかわらず、陣営までが序盤で粉砕されると覚悟したリングでした。<br><br>当時、大友の戦績は22勝19KO4敗5分。まだ28歳の若さでしたが、典型的な激闘型ファイターで肉体的ダメージの蓄積が深かっただけでなく、ライト級という世界戦を組むのが非常に難しいクラスであったこともモチベーションをキープするのに苦労したはずです。<br><br>当時はすでに4団体時代でしたが、JBCが認めていたのはWBAとWBCの2団体のみ。<br><br>ライト級タイトル挑戦には、今以上にカネもコネも莫大なコストがかかる時代でした。<br><br>当時、すでに「ボクシング人気は落ちた」と嘆かれていました。1970年代までの「世界王者＞＞＞プロ野球のトップ選手」という絶対の不等式はもはや絶対ではなくなり「6回戦でも食うだけなら食っていける」なんて時代からファイトマネーの保証は据え置かれたまま…世界王者になっても読売ジャイアンツのレギュラー選手よりもはるかに無名…。<br><br>それでも、全体市場は沈下一方でも、辰吉丈一郎や畑山隆則、亀田興毅、長谷川穂積、西岡利晃、井岡一翔、井上尚弥と間歇的にヒーローが生まれてきました。<br><br>また、ボクシングファンに支持される世界とは無縁でも大友巌のような後楽園ホールのヒーローたちは水道橋にマニアックな熱気をもたらしてくれました。<br><br>そして…。後楽園ホールのヒーローたちはいつの間にか絶滅してしまいます。<br><br>後楽園ホールを熱くした拳を、大友巌から縦横無尽に辿っていきます。<br><br><br>]]>
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</item>
<item rdf:about="https://fushiananome.superknova.org/archives/39327766.html">
<title>Super Fight, That's All〜スーパーファイトこそがボクシングの全て。</title>
https://fushiananome.superknova.org/archives/39327766.html</link>
<description>&quot;Let me show you something,&quot; Washington tells me.カール・ワシントンは 「お前が何者かを世界に見せてやれ」と、テレンス・クロフォードにささやいた。そのための方法は一つしかない。オハイオ州オマハのダウンタウンにボクシングジムを抱えるワシントンは、いまの米国ボ...</description>
<dc:creator>tanuki_street</dc:creator>
<dc:date>2025-09-20T15:11:00+09:00</dc:date>
<dc:subject>Styles Make Fights</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<b style="font-family: &quot;Hiragino Mincho ProN&quot;;"><i><span style="font-size: 200%;">"</span><span style="font-size: 150%;">Let me show you something,</span><span style="font-size: 200%;">" </span><span style="font-size: 150%;">Washington tells me.</span></i></b><br><br><a href="https://livedoor.blogimg.jp/tanuki_street/imgs/a/a/aa648c3e.jpg" title="i-1" target="_blank"><img src="https://livedoor.blogimg.jp/tanuki_street/imgs/a/a/aa648c3e-s.jpg" width="480" height="922" border="0" alt="i-1" hspace="5" class="pict"></a><br><br>カール・ワシントンは 「お前が何者かを世界に見せてやれ」と、テレンス・クロフォードにささやいた。<br><br>そのための方法は一つしかない。<br><br>オハイオ州オマハのダウンタウンにボクシングジムを抱えるワシントンは、いまの米国ボクシング界で注目されるためにはカネロ・アルバレスに勝つしかないという現実をよく理解していた。<br><br>ボクシングがマイナースポーツに転落した現在でも、このスポーツの経済構造がビッグファイトに依存していることに変わりはない。<br><br>そんなビッグファイトを、私たちは1週間前に目撃した。<br><br>スーパースターのカネロをクロフォードがちょっとした番狂せで下したのだ。普通なら政権交代が起きるはずだが、37歳と言う年齢を抜きにしてもクロフォードがボクシング界の顔になれると思っている人は1人もいない。<br><br>有力なスター候補たちが王者の周囲に群がり、王者に勝ったものがその座を継承するのが格闘技スポーツの習わしだったが、35歳になったカネロに群がるのはレベルの低い挑戦者と、プロモーター、カネの使い道に迷っているネット配信会社だけだった。<br><br>カネロが引退すると、米国ボクシングの灯が消えると言われてきたが、クロフォードは消灯時間の前にスイッチを切ってしまったのだ。<br><br><br><br><span style="font-family: &quot;Hiragino Mincho ProN&quot;;"><b><i><span style="font-size: 150%;">The </span><span style="font-size: 200%;">"B</span><span style="font-size: 150%;">oxing is dead</span><span style="font-size: 200%;">" 　</span></i></b></span><br><br>ボクシングは死んだ。<br><br>アメリカでボクシングファンだとカミングアウトすると、必ず笑われてこう言われる。<br><br>ボクシングは死んだ。<br><br>しかし、そんなやつらには「あんたはカネロ・アルバレスを知らないんだね」と憐憫してあげよう。<br><br>そう、カネロを知っていたらboxing is dead なんて口にできるわけがないのだから。<br><br>カネロとクロフォードの試合は、Netflix が世界中の加入者3億人に課金なしで配信された。<br><br>ユニバーサルアクセス権の話は一旦忘れよう。ボクシングはさておき、2025年9月14日のカネロとクロフォードは間違いなくメジャースポーツだった。<br><br>The "Boxing is dead" ？<br><br><br><br><br><b style="font-family: &quot;Hiragino Mincho ProN&quot;;"><i><span style="font-size: 200%;">M</span><span style="font-size: 150%;">ust Win　</span></i></b><br><br>カネロにとってマスト・ウィンの大勝負だった。自分より年長で軽いクラスのクロフォードを迎えて、有利と見られていたからだけではない。<br><br>偉大なキャリアの着地点を考える段階で迎える、おそらく最後のメガファイトになるからだ。<br><br>しかし、カネロがハングリーな戦士であり続けるには、あまりにも多くのものを手に入れ過ぎた。<br><br>実質3階級も下のクロフォードとの試合を「最も重要な試合」と口にするほど、リングの中で証明するものを見失っていた。<br><br>「何もかも手に入れて絹のパジャマで寝入ったのに、毎日夜明けに起きてロードワークに出かけるんだ」と笑い、チャンピオンの苦悩を遠回しに語っていたのは、マーベラス・マービン・ハグラーだ。<br><br><br><a href="https://livedoor.blogimg.jp/tanuki_street/imgs/8/9/8949e9c7.jpg" title="such-a-mess-title-770x506" target="_blank"><img src="https://livedoor.blogimg.jp/tanuki_street/imgs/8/9/8949e9c7-s.jpg" width="480" height="315" border="0" alt="such-a-mess-title-770x506" hspace="5" class="pict"></a><br><b><span style="color: rgb(0, 102, 204);">THE BIGGEST CONTRACTS IN SPORTS HISTORY ーー2017年、カネロはのちの大谷翔平らと同じ「スポーツ史上最高額」の契約を結んだ。<br></span></b><br><br>カネロも戦う理由を見つけるのに悩んでいた。フォーブス誌のアスリート世界一長者に何度選ばれたのか、本人もよくわかっていない。<br><br>高級ファッションブランドやビールメーカーなど巨大企業とスポンサー契約を結び、自身も独自ブランドでメキシコ料理から紳士服までさまざまな事業を展開している。<br><br>趣味のゴルフはプロ顔負けの腕前だ。それだけ熱中している。<br><br>「スポーツって面白いもんだな」。<br><br>カネロの言葉は深い、というよりも悲しく聞こえてしまう。<br><br><br><br><b><i><span style="font-size: 200%; font-family: &quot;Hiragino Mincho ProN&quot;;">T</span><span style="font-size: 150%; font-family: &quot;Hiragino Mincho ProN&quot;;">he</span><span style="font-size: 200%; font-family: &quot;Hiragino Mincho ProN&quot;;"> O</span><span style="font-size: 150%;"><span style="font-family: &quot;Hiragino Mincho ProN&quot;;">ne　　</span></span></i></b><b><br></b><a href="https://livedoor.blogimg.jp/tanuki_street/imgs/1/3/1355ab48.jpg" title="IMG_7617" target="_blank"><img src="https://livedoor.blogimg.jp/tanuki_street/imgs/1/3/1355ab48-s.jpg" width="480" height="376" border="0" alt="IMG_7617" hspace="5" class="pict"></a><br><br>おそらく、カネロが命の炎を燃やせるメガファイトはフロイド・メイウェザーとの再戦だった。<br><br>AサイドとBサイドが反転して再び対決していたら、とんでもない大興業になっていただろう。<br><br>もし、それが実現していたらHBOとSHOWTIMEのボクシングからの撤退は何年か先送りされたかもしれない。<br><br>ハグラーからレナード、フリオ・セサール・チャベスからオスカー・デラホーヤ、デラホーヤからメイウェザーとパッキャオに継承されたスーパースターのトーチだが、カネロはいつもまにかそれを手にしていただけでなく、それを渡すべき相手もいない、孤独なスーパースターだ。<br><br>スターにしか見えないトーチは、クロフォードには見えないし、見えてもクロフォードには重すぎて掲げることはもちろん、持ち上げることも出来ない。<br><br><br><br><b style="font-family: &quot;Hiragino Mincho ProN&quot;;"><i><span style="font-size: 200%;">S</span><span style="font-size: 150%;">uper </span><span style="font-size: 200%;">F</span><span style="font-size: 150%;">ight, </span><span style="font-size: 200%;">T</span><span style="font-size: 150%;">hat's </span><span style="font-size: 200%;">A</span><span style="font-size: 150%;">ll<br><br></span></i></b>スーパーファイトこそがボクシングの全て。<br><br>そして、究極のスーパーファイトにはドラマティックな王位継承が不可欠のエッセンス。<br><br>クロフォードの勝利はドラマティックだったかもしれないが、王位継承は施行されることはなかった。<br><br><br><br>…ちょっと待て？<br><br>あの試合には、スーパーファイトのエッセンスが無かった…確かに、そうだ。<br><br><br><br><br>ちょっと待て…。<br><br>もしかすると、カネロ・アルバレスはそもそも王ではなかったのではないか？<br><br>]]>
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</item>
<item rdf:about="https://fushiananome.superknova.org/archives/38962551.html">
<title>Praying into my fists  両の拳に祈りを込めて。【Ｍ】</title>
https://fushiananome.superknova.org/archives/38962551.html</link>
<description>Praying into my fistsボクシングファンならハリウッドと聞いて真っ先に思いつくのは、華やかな映画スタジオではなく、汗臭いワイルド・カード・ボクシング・クラブだろう。そして、ちょっと熱心なボクシングファンなら、すぐ近くにあるショッピングモールにナット・タイ・フ...</description>
<dc:creator>tanuki_street</dc:creator>
<dc:date>2025-07-17T18:40:00+09:00</dc:date>
<dc:subject>Styles Make Fights</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<span style="font-family: &quot;Hiragino Mincho ProN&quot;; -webkit-text-size-adjust: none;"><i><b><font size="5">Praying into my fists</font></b></i></span><br><br><a href="https://livedoor.blogimg.jp/tanuki_street/imgs/9/5/959db61b.jpg" target="_blank"><img src="https://livedoor.blogimg.jp/tanuki_street/imgs/9/5/959db61b-s.jpg" width="480" height="270" alt="i" id="47278016" class="pict"></a><br><br>ボクシングファンならハリウッドと聞いて真っ先に思いつくのは、華やかな映画スタジオではなく、汗臭いワイルド・カード・ボクシング・クラブだろう。<br><br>そして、ちょっと熱心なボクシングファンなら、すぐ近くにあるショッピングモールにナット・タイ・フードというタイ料理のレストランのこともよく知っているはずだ。<br><br>そこで待っていると、練習を終えた彼らのアイドルが大勢の仲間を引き連れて食事に現れることを知っているからだ。<br><br>生きる伝説は食事を待つ間、気さくにサインや会話に応じてくれる。<br><br>そして、ときには集まったファンの分まで会計を済ませてくれることまであった。<br><br><br><br><span style="font-family: &quot;Hiragino Mincho ProN&quot;; -webkit-text-size-adjust: none;"><font size="5"><b><i>Praying into my fists<br></i></b></font><br></span><a href="https://livedoor.blogimg.jp/tanuki_street/imgs/d/6/d69efcba.jpg" target="_blank"><img src="https://livedoor.blogimg.jp/tanuki_street/imgs/d/6/d69efcba-s.jpg" width="480" height="325" alt="スクリーンショット 2021-05-01 10.08.46" id="33277179" class="pict"></a><br><br>しかし、大勢のファンが楽しみにしていたそんな習慣はもう、4年も途絶えていた。<br><br>46歳にもなった伝説が、4年もの長きブランクを経てリングに戻るーーーそれがどういうことなのか、ボクシングファンである彼らが一番よく知っていた。<br><br>メディアの批判的な報道に異論も反論もなかったが、彼らはまたこの店に、性懲りも無く集まっていた。<br><br>ある者はサイン用の台紙を持って、ある者はやはりサイン用のボクシンググローブを持って、あるいはある者はその両方やポスターや、ゴーストライターが書いたかもしれない彼の著作も抱えて。<br><br><br><br><b style="font-family: &quot;Hiragino Mincho ProN&quot;; -webkit-text-size-adjust: none;"><i><font size="5">Praying into my fists</font></i></b><br><br><a href="https://livedoor.blogimg.jp/tanuki_street/imgs/6/2/62eab7f5.jpg" target="_blank"><img src="https://livedoor.blogimg.jp/tanuki_street/imgs/6/2/62eab7f5-s.jpg" width="480" height="702" alt="IMG_2991" id="47048550" class="pict"></a><br><br>米国のボクシングファンである彼らにとって、アジアは暗黒エリア、軽量級は誰からも意識されない関心を持たれない空気のような階級だったが、四半世紀も前からのボクシングファンにとって、マニー・パッキャオは無視できない存在だった。<br><br>マルコ・アントニオ・バレラ、エリック・モラレス、ファン・マヌエル・マルケスは軽量級にも関わらず、西海岸のボクシングファンはよく知っていた。<br><br><br><br>「もう22年も前の話だ」。<br><br>誰かがシンハーの瓶ビールをラッパ飲みしながら、2003年11月15日のアラモ・ドームの話を大声で始めていた。<br><br>軽量級では考えられない人気を集めていたマルコ・アントニオ・バレラにとって、無名のフィリピン人は踏み石、ステッピング・ストーンに過ぎなかった。<br><br>要は噛ませ犬だった。<br><br><br><br><b style="font-family: &quot;Hiragino Mincho ProN&quot;; -webkit-text-size-adjust: none;"><i><font size="5">Praying into my fists<br></font></i></b><br><a href="https://livedoor.blogimg.jp/tanuki_street/imgs/2/5/253be9af.jpg" target="_blank"><img src="https://livedoor.blogimg.jp/tanuki_street/imgs/2/5/253be9af-s.jpg" width="480" height="285" alt="IMG_1999" id="43903383" class="pict"></a><br><br>初回にダウンしたパッキャオは、主審に抗議の視線を送ったが、360度完全アウエーの大観衆は「まだ倒れるな、早すぎる。もう少し頑張れ」と嘲笑った。<br><br>あのナジーム・ハメドすら飲み込んだバレラのオーラに全く無名のフィリピン人が耐えられるわけがない、そう考えたメキシコのファンたちは何も間違ってはいなかった。<br><br>HBOのボクシング番組&nbsp;<span style="caret-color: rgb(32, 33, 34); color: rgb(32, 33, 34); font-family: -apple-system, BlinkMacSystemFont, &quot;Segoe UI&quot;, Roboto, Inter, Helvetica, Arial, sans-serif; -webkit-tap-highlight-color: rgba(0, 0, 0, 0.2); -webkit-text-size-adjust: none; background-color: rgb(255, 255, 255);">World Championship Boxing の解説者も「ゴールデンボーイ・プロモーションズと大型契約した初戦、ボーナスファイトだ」と楽勝ムードだったのだから。</span><br><br>しかし、インタバルにダウンシーンのスロービデオがオーロラビジョンに映し出されると、会場に少しだけ気まずい空気が流れた。<br><br>パッキャオはバレラに足をかけられて倒れたのであって、ダウンではなかったのだ。<br><br>「ダウンかどうかは重要ではない。どうせバレラがKOするんだから。ただ、強く抗議しなかったパッキャオの潔さには申し訳ない気分になった」。<br><br>「パッキャオにとっては初回のダウン、いきなり8-10のビハインドを背負うことになったが、コーナーでの表情は冷静に見えた」。<br><br>「フレディ・ローチの言葉に、パッキャオはうんうんと頷いていた。ローチは『見ろよ、こんなアウエーは私でも見たことがない、ここまで来るともはや壮観だな。どうせ判定では勝てないんだから、ダウンは気にするな』、そんなことを言ってたんじゃないか？」。<br><br>「ローチとパッキャオはあのバレラを相手に堂々と戦って勝った。彼らは完全アウエーの異様な雰囲気に『すぐにロッカールームで着替えて裏口から逃げるぞ』と焦ってたようだが、俺たちは卑怯者じゃない」。<br><br>花道を慌てて引き上げるパッキャオには罵声も浴びせられたが、拍手も聞こえていた。<br><br>「初回のダウンは間違いだった！すまなかった！」という、メキシカンにしては珍しい（失礼）謝罪の声もあがっていた。<br><br>バレラよりもメキシカンらしく戦い抜いたフィリピン人に、たったの1試合でも彼らは強烈なシンパシーを覚えていたのだ。<br><br>これまでにも、パッキャオはメキシコ人と戦ってきたが、アントニオ・マルコ・バレラはそれほどまでに特別だった。<br><br><br><br><i style="font-family: &quot;Hiragino Mincho ProN&quot;; -webkit-text-size-adjust: none;"><b><font size="5">Praying into my fists</font></b></i><br><br><a href="http://livedoor.blogimg.jp/tanuki_street/imgs/5/7/57fc18ac.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/tanuki_street/imgs/5/7/57fc18ac-s.jpg" width="480" height="325" alt="IMG_2112" id="17413853" class="pict"></a><br><a href="http://livedoor.blogimg.jp/tanuki_street/imgs/2/c/2c21961a.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/tanuki_street/imgs/2/c/2c21961a-s.jpg" width="480" height="367" alt="IMG_2111" id="17408087" class="pict"></a><br><br>メキセキューショナー（メキシコ人死刑執行人）。そんな渾名を持ったパッキャオにも関わらず、彼が訪れるとメキシコシティは地鳴りのような大歓声で迎える。<br><br>敵地どころか、凱旋と表現すべきほどの狂騒だ。<br><br>常識的には間違った表現だが、パッキャオのメキシコ凱旋と言い切って差し支えはない。<br><br>パッキャオ本人は自らをメキセキューショナーと呼ぶことは一度もなかったことを、メキシコ人たちがみんな知っていたからだけではない。<br><br>メキシコのボクシングファンにとって、圧倒的不利といわれた冒険マッチをメキシカンスタイルで勝ち抜いたパッキャオは、賞賛の対象にしかならないのだ。<br><br>我らがヒーローを倒した、憎いはずのファイターを大歓声で受け入れるメキシコのボクシングファン。<br><br><br><br>日本のボクシングファンに、彼らほどのボクシング愛があるだろうか？<br><br><br>]]>
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</item>
<item rdf:about="https://fushiananome.superknova.org/archives/38885564.html">
<title>ウィンブルドンは夏風の香り〜カーソン・ブランスタインの歌を聴け！</title>
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<description>最も八百長が横行しているスポーツは？答えは「犯罪組織が絡むことが多い八百長は明るみにでていないものが多く、正確な統計がないのでこの質問に答えはない」。しかし、推測はできる。頂点と底辺の光と影のギャップが大きなメジャースポーツで、チームごと買収する必要のな...</description>
<dc:creator>tanuki_street</dc:creator>
<dc:date>2025-07-05T23:55:00+09:00</dc:date>
<dc:subject>Styles Make Fights</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<br>最も八百長が横行しているスポーツは？<br><br>答えは「犯罪組織が絡むことが多い八百長は明るみにでていないものが多く、正確な統計がないのでこの質問に答えはない」。<br><br>しかし、推測はできる。<br><br>頂点と底辺の光と影のギャップが大きなメジャースポーツで、チームごと買収する必要のない個人競技だ。<br><br>テニスはその典型で、選手1人を丸め込めば勝敗だけでなくさまざまな八百長を仕込むことができる。<br><br>トップに立てばフォーブス誌の眩いWorld’s Highest-Paid Athletes（アスリート長者番付）に名前を刻む大富豪に、底辺に沈殿する選手は1試合で100ポンド（2万円）も稼げないから、あちこちでアルバイトをしなければ生活が成り立たない。<br><br><br>女子テニス協会（WTA）主催の公式トーナメントのうち、最もグレードの低い大会は賞金総額1万5000ドル。シングルスの優勝賞金は2200ドル（約33万円）。<br><br>初戦で敗れれば100ドル（約1万5000円）ほどしか手に入らないから、道具代や交通費を差し引くと大きな赤字だ。<br><br>そんなときに「八百長で負けたら1000ドル」と耳元で囁かれたら？<br><br>「いま特に経済的に厳しいから1回だけなら…」。そんな気持ちはわからないでもないが、闇の世界は一旦足を踏み入れると引き返せない。<br><br><br>もちろん、そんな暗闇から聞こえる声には耳も貸さずに、ひたすら貧窮と戦いながら、歯を食いしばりながら、七転八倒しながら頂点を目指す、往生際の悪いテニスプレイヤーも、少なからず、いる。<br><br><iframe height="315" width="560" src="https://www.youtube.com/embed/tk9F0QJcgNg?feature=oembed" allowfullscreen="" frameborder="0" style="vertical-align:top;"></iframe><br><br><b><span style="color: rgb(0, 102, 204);">A sneak peak inside The All England Lawn Tennis Club</span></b><br><br><br><br>カーソン・ブランスタインはまさに、そんな1人だ。<br><br>南カリフォルニア在住のカナダ人女性は24歳。「ガソリン代を払うと食べ物を節約しなければならない」ほど物価の高い米国でテニスプレイヤーを続けることに少しだけ疲れていた。<br><br>今年2月にメキシコ・カンクンで行われる大会に向けてトレーニングに励んでいたある日の朝、破産する夢から覚めてベッドから飛び起きると、彼女はあわてて銀行口座を確認した。<br><br>「残高は25ドル（約3700円）しかなかった。破産する夢じゃなくて、現実に破産しているようなものよね。全財産が25ドルなんだから。朝から涙があふれて止まらなかった」。<br><br>「いい年して変な夢見て、テニスなんてしてる場合じゃない。生活が破綻してしまう」。泣きながら友達に電話して、惨めな自分を曝け出した。<br><br>友達も「もうやめなさい。こんなことしてるのはあなただけ。あなたはもう十分頑張ったよ。まだ若いんだしいくらでもやり直せる」と励ましてくれたが、そのとき彼女の中で何かが火花を散らした。<br><br>テニスをやめるなんて、絶対に受け入れられない。<br><br>どんなに貧乏でもテニスだけはやる、やり続ける。もしかしたら、多くの普通の人から軽蔑されるかもしれないけど、テニスをやめたら心の中のもう1人の私が私を絶対に許さないだろう。<br><br>泣くだけ泣いて、涙が出なくなって、カーソンは友達に宣言した。「ありがとう。もう、泣き言はしない。私、テニスはやめないよ、絶対に。私、バカだから、テニスが好きで好きでたまらないんだよ」。<br><br>友達は「そうだろうと思ってたよ。あなたからテニスを取ったら何にも残らない」とケラケラと笑った。<br><br>両親に話したら無理矢理にでもテニスをやめさせられると思ったから、電話しなかった。友達からお金を借り、Uber Eats の配達員として働いた。<br><br><iframe height="315" width="560" src="https://www.youtube.com/embed/jlTYv6ruN0s?feature=oembed" allowfullscreen="" frameborder="0" style="vertical-align:top;"></iframe><br><br>そして。<br><br>カーソンはテニスの世界で最も権威のある大会、ウィンブルドンの本戦出場を目指して予選3試合を見事にクリア、伝統のAll England Lawn Tennis and Croquet Clubの芝生の上に立った。<br><br>相手は、アリーナ・サバレンカ。世界ランキング1位の絶対女王だ。<br><br>ストレート負けの予想とオッズの通りに、カーソンは敗れ去った。<br><br>本戦1回戦進出で6万6000ポンド（約1300万円）を獲得したが、悔しい試合だった。<br><br><br>第1セットを1−6で落としたが、第2セットはタイブレークまで喰らいついて5−7で力尽きた。<br><br>しかし、スコアが示す通り、どうしようもない惨敗ではない。<br><br>あのサバレンカ相手にフルセット直前まで、粘り抜いたのだ。<br><br>いかにも彼女らしい、往生際の悪い闘い方だった。<br><br>そして、世界は初めてカーソン・ブランスタインを見た。<br><br><b><i><span style="white-space: pre-wrap; caret-color: rgb(15, 15, 15); font-size: x-large; color: rgb(15, 15, 15); font-family: &quot;Toppan Bunkyu Mincho&quot;;">Had never seen branstine but she’s actually a pretty decent player　</span></i><br>ブランスタインを初めて見たが、かなり素晴らしいプレーヤーだ。<br><br></b><b><i><span style="font-size: 150%; color: rgb(15, 15, 15); font-family: &quot;Toppan Bunkyu Mincho&quot;;"><span style="white-space-collapse: preserve;">It was a match that showed her way of life.<br></span></span></i></b><b>コートの中に彼女の生き様を見た。<br><br><br></b><br><br>女王に最後まで挑み続けたカーソンの姿は、世界中に感動をふりまいた。<br><br>経済的にも、しばらくテニスに集中できるだけの大きなものを手に入れた。<br><br>それでも、彼女はただただ悔しかった。<br><br>スマホには祝福のメールが溢れていたが、大きなチャンスを逃してしまったと、悔しさだけが募った。<br><br>電話で泣きついた友達からもメールが届いていたが、それはお祝いの言葉ではなかった。<br><br>しかし、それを見たカーソンはようやくクスッと独り笑いした。そこには、こう書かれていた。<br><br><br>「6万6000ポンドって9万ドル？10万ドル？とにかく、すぐにカネ返しに、戻ってこい！」<br><br><br>]]>
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<item rdf:about="https://fushiananome.superknova.org/archives/37426243.html">
<title>REFUSE 2 LOSE.〜ビリー・ザ・キッドの不撓不屈に刮目せよ。【４】</title>
https://fushiananome.superknova.org/archives/37426243.html</link>
<description>井上尚弥がFighter Of The Yearに輝いたリング誌の2023年アワード。ビリー・ディブはMOST INSPIRATIONAL（最も感動的な物語）賞に選出されました。8月17日で39歳になるビリー・ザ・キッドは、リング復帰については明言していません。グローブを吊るして、家族と友人たちと幸...</description>
<dc:creator>tanuki_street</dc:creator>
<dc:date>2024-12-10T22:48:09+09:00</dc:date>
<dc:subject>Styles Make Fights</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<div><b><span  style="color: rgb(0, 0, 255);">井上尚弥がFighter Of The Yearに輝いたリング誌の2023年アワード。ビリー・ディブはMOST INSPIRATIONAL（最も感動的な物語）賞に選出されました。</span></b></div><b><span  style="color: rgb(0, 0, 255);"><br /></span></b><div><b><span  style="color: rgb(0, 0, 255);">8月17日で39歳になるビリー・ザ・キッドは、リング復帰については明言していません。</span></b></div><b><span  style="color: rgb(0, 0, 255);"><br /></span></b><div><b><span  style="color: rgb(0, 0, 255);">グローブを吊るして、家族と友人たちと幸せな人生を歩んでいって欲しいと思いますが…。</span></b><br /><br /><iframe  height="315" width="560" src="https://www.youtube.com/embed/6h3NhnqcNx4?feature=oembed" allowfullscreen="" frameborder="0" style="vertical-align:top;" allowfullscreen></iframe><br /><br /><br />こう書いたのは、今年2月のことでした。<br /><a  href="https://fushiananome.superknova.org/archives/35023992.html">https://fushiananome.superknova.org/archives/35023992.html</a><br /><br /><br />ところが。というか、やっぱり、というか。<br /><br /><a  href="http://The Kid" target="_blank" title=""><b>ビリー〝The Kid〟ディブ</b></a>がリングに戻ってきます。<br /><br />母国オーストラリア、英国、米国、中国（マカオ）、日本、タイ、サウジアラビアのリングに上がってきたビリー・ザ・キッドにとって8カ国目のドイツ・ハンブルクが舞台。<br /><br />日本時間の12月13日。<br /><br />「余命6ヶ月と宣言された男が、こうして生きているんだ。それだけじゃねぇ、主治医からリングに戻れる状態だと許可がおりたんだ。これが俺のラストダンス。踊らない理由はないだろう？」。<br /><br />さて、本当にラストダンスとなりますやら？</div><br /><br />]]>
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<title>Superpower の話〜アダム・アジムの場合。</title>
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<description>大谷翔平がWBC決勝、アメリカ戦の前のロッカールームで「憧れるのはやめましょう」と檄を飛ばし、憧れるなと言った具体的な選手の1人がベッツでしたそのベッツが先日、大谷について語りました。”He's just a regular dude, just like you and me. He just has a superpower ...</description>
<dc:creator>tanuki_street</dc:creator>
<dc:date>2024-10-20T00:32:56+09:00</dc:date>
<dc:subject>Styles Make Fights</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[大谷翔平がWBC決勝、アメリカ戦の前のロッカールームで「憧れるのはやめましょう」と檄を飛ばし、憧れるなと言った具体的な選手の1人がベッツでした<br /><br />そのベッツが先日、大谷について語りました。<br /><br /><b><span  style="caret-color: rgb(45, 45, 45); font-style: italic; font-size: 200%; color: rgb(45, 45, 45); font-family: Georgia, serif;">”</span><span><span  style="color: rgb(45, 45, 45); font-family: Georgia, serif;"><span  style="caret-color: rgb(45, 45, 45); font-size: 20px;"><i>He's just a regular dude, just like you and me. He just has a superpower that you and me can't do.”</i></span></span></span></b><br /><br />彼は普通の男。ただ、他の誰にもできないことをやってのける<span  style="font-size: 125%;">superpower</span> の持ち主なんだ。<br /><br />さて「スーパーパワー」のお話です。<br /><br /><a  href="https://livedoor.blogimg.jp/tanuki_street/imgs/9/9/993eef8f.jpg" title="IMG_2461" target="_blank"><img  src="https://livedoor.blogimg.jp/tanuki_street/imgs/9/9/993eef8f-s.jpg" width="480" height="773" border="0" alt="IMG_2461" hspace="5" class="pict"></a><br /><br /><b><span  style="color: rgb(45, 45, 45); font-family: Georgia, serif;"><i><span  style="font-size: 20px;">Junior welterweight contender Adam Azim said living with ADHD is like having a</span><span  style="font-size: 150%;"> superpower </span><span  style="font-size: 20px;">as a professional boxer．</span><br /></i></span></b><br /><br />22歳の<a  href="https://boxrec.com/en/box-pro/978312" target="_blank" title=""><b><span  style="font-size: 125%;">〝The Assassin〟アダム・アジム</span></b></a>は、英国ジュニアウエルター級のホープ。<br /><br />11戦全勝8KO無敗のEuropean Boxing Union（EBU）王者は日本時間今日の未明に、2度目の防衛戦に挑みます。<br /><br />舞台はカッパーボックスアリーナ（ヂャン・ヂレイがジョー・ジョイスを大番狂せでKOした会場です）で、迎えるはオハラ・デービス。<br /><br />デービスは、今年1月にイスマイル・バロッソにまさかの1ラウンドKO負けを喫してからの復帰戦。<br /><br />そのバロッソを先月、有明アリーナでストップしたのが平岡アンディですが、それはまた別の話。<br /><br />アジムは「オハラは9歳の時から知っている、大先輩。彼と戦うのは悲しいけど、これもボクシング。このスポーツには乗り越えなければならないことがたくさんある」。<br /><br />2020年12月にデビューしてから4年、アジムは順調に階段を登ってきましたが、彼が戦ってきたのはリングの中の敵だけではありません。<br /><br />ADHD（Attention-deficit/hyperactivity disorder）です。<br /><br />ADHD（注意欠如・多動症）は不注意（集中力がないなど）、多動性・衝動性（落ち着きがない、順番待ちができないなど）の2つの特性を中心とした発達障害。<br /><br />アジムは小さな頃からこの病気と戦い続けてきました。<br /><br />大怪我をして救急病院に運ばれて入院したことは数え切れません。<br /><br />「木から落ちたり、激しく転んだり、スパイダーマンだと叫んで窓から飛び降りたこともあった。骨折は当たり前で、身体中にあざや傷跡があるけど、これはボクシングで負った怪我じゃないんだ」。<br /><br />「学校には馴染めなかった。授業を聞いてられなくて大声を張り上げたり暴れたり、ふざけたり。父親は私を退学させて、自宅で勉強させることにしてくれた。これは大正解で、1人で目の前の問題に集中するのに私は向いていた」。<br /><br />エネルギーをどこに向けて発散して良いのかわからなくなる彼に、医師はスポーツを勧めました。<br /><br />「最初にやったのはクリケットだったけど、守備が退屈で耐えられなかった。サッカーもうまくいかなかった、いろいろやって最後に辿り着いたのがボクシングだったんだ」。<br /><br />「私がADHDについて話すことには、それなりに意味があると思っている。厄介な病気だと思われているけど、抑え切れないエネルギーをうまく使えば、何かを達成することができるスーパーパワーだ。必ずしも敬遠されたり、けんおされたりする病気ではない。私の言葉や行動で、同じ病気の人を励ますことになるなら、こんなに嬉しいことはない」。<br /><br /><iframe  height="315" width="560" src="https://www.youtube.com/embed/5fht_VH58B4?feature=oembed" allowfullscreen="" frameborder="0" style="vertical-align:top;" allowfullscreen></iframe><br /><br />ちょうど10歳年上、32歳のデービスはジョシュ・テイラーやジャック・カテラルとも拳を交えたゲートキーパー。<br /><br />アジムが目指しているのは、同じパキスタン系で英国のスポーツセレブとなったアミール・カーン。階級もカーンが活躍した140lb、10ストーン。<br /><br />キャリア最強の相手との対決でも、オッズはアジムが1/8（1.13倍）、デービス5/1（6倍）と明白に有利と見られていますが、世界チャンピオンになるためにはクリアしなければならない壁です。<br /><br />今月はADHDの啓発月間で、アジムも協力的に活動しています。<br /><br />もちろん、何も背負っていないプロボクサーなど、この世に存在しません。それは、バロッソにまさかの敗北を喫したデービスも同じです。<br /><br /><a  href="https://www.adhdawarenessmonth.org" target="_blank" title="">https://www.adhdawarenessmonth.org/</a><br /><br />]]>
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